「日記読みましたよ。いいもん持ってるじゃないっすか」
Kojunと篠原さんが遊びに来て、昨夜も引き続きプレステ2の「リッジレーサーV」大会。
相変わらずスコアはちっとも伸びなかったけれど(笑)。
まだまだゲームをやりたい欲求を振り切って、Business2.04月号のリーディングに取りかかる。
早く読まないとこちらも来月号が届いてしまうから、気になる記事にサ〜ッと目を通していく。
一番興味深かったのは「You Are Here, Store Is Here」(61ページ)という記事。
携帯端末に現在位置が確認できる機能が付け加わることを見越して広告会社のMediaplexと情報配信会社OpenGridが場所に合わせた広告配信ビジネスを立ち上げたというものだ。
たとえば、書店の前を通りかかると「Don DeLilloのハードカバーが50%割引!」とか、ニューヨーク行きの飛行機の待合室にいると「新作オペラのチケットが発売されます!」というように、場所に合わせてカスタマイズされた広告が携帯端末に送り込まれるという。
これまでのインターネット広告はユーザーの興味関心とか年令、性別といった属性に合わせて配信されることがテーマになっていたけれど、そこに「場所」という要素が付け加わったのが面白い。
アナログの世界でいえば駅の看板とか電柱の広告なんかが「場所」の要素を持っていたが、デジタルの世界ではユーザーの移動に合わせて向こうから情報が寄ってくるのだ。
もちろん、なんでもかんでも送りつけていたら単なるスパムになってしまうわけで、この2社もパーミッションマーケティングによるオプトイン広告を考えているようだ。
携帯端末によるインターネットはアメリカより日本の方が進んでいるから、iモードやカーナビにこうした機能が付くのは時間の問題だろう。
だけど、自分が何時何分にどこにいたかという情報は、考えようによっては最高のプライバシーでもあるわけで、データをあちこちにばらまくような企業には教えたくないよなぁ。
「ネット資本主義の企業戦略」(フィリップ・エバンス/トーマス・S・ウースター著 ボストン・コンサルティング・グループ訳/ダイヤモンド社)読了。
インターネットがビジネスをどう変えたのか、アメリカ企業の事例を挙げながら普遍的な戦略を抽出した著作。
具体例の部分は面白く読めたけれど、抽象論になったとたんにビジネス用語やカタカナの新語が氾濫して読むのに苦労する。
もう少し分かりやすく書いてくれればいいのに。
世界最大の放送機器展示会NAB2000を見るため、明日から2泊の予定でラスベガスに行ってきます!
お金がないから今回もほとんどギャンブルはできないだろうけど、デジカメとノートパソコンは持っていきますのでレポートをお楽しみに!
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |