Life and Language in the U.S.: Conversation and Idiomsの授業へ。
今日のテーマは「Dating and Friendship」。
「デートする」が「go out」で「別れる」が「break up」だなんていうのはドラマ「FRIENDS」でもしょっちゅう出てくるから楽勝、楽勝。
デートの誘いの体のいい断り方は「Maybe some other time.」と、実用的な(?)表現がいくつも出てくる。
次に「Manners Between Men And Women」という文章のリーディング。
「1960年代までアメリカの女性は“弱い性”だとみなされていたからレディーファーストのマナーが浸透していた。しかし、その後の社会運動などによって、男女は平等であるという考え方が広まった。今では多くの女性は男性にコートを脱がせてもらうのを手伝ってもらったり、車のドアを開けてもらう必要はないと考えている」というのがその要旨。
これを元にクラスディスカッションが行われた。
同じようなテーマの議論をこれまでにも何度かしたことがあるが、ジェンダーに関する価値観は国による差より年代による差が大きいような気がする。
女性を“守るべき性”とする価値観の強いイスラム文化圏を除けば、年代が若くなるほど男女平等の意識が強く、たいていの国の留学生が「昔は男性の方が強かったけれど、それは少しずつ変わってきている」と答えるのだ(ま、Politically correctだということもあるし)。
それだけ“男女平等”というのは普遍的な考えなのだろうけれど、議論自体はすぐにまとまってしまい、ちょっと物足りない。
そこで、誰かが前回の授業で配られたというプリントを持ち出してきた。
「お金」「ユーモアのセンス」「同じ人種」「モラル」といった全部で30個の選択肢から結婚相手に望む条件を5つ選べというものだ。
僕が選んだのは「independence」「self confidence」「intelligence」「a kind heart」「patience」。
クラスメイトは「Hiroはモダンねぇ」と感心するけれど、実はそんなカッコイイもんじゃない。
単に責任から逃れたいだけだ(笑)。
今、書いていて気がついたけれど、これは「自分がこうありたい」という理想の裏返しじゃないか。
現実は理想とずいぶん違うけど(苦笑)。
フランス人のクラスメイト(男・20代前半)が「a pretty face」「a good body」「a nice smile」「sophistication」「money」と答えてクラスの大爆笑を誘う。
ある意味で正直だと思うけどなぁ。
参考のために30個の選択肢を挙げておきますね。
a pretty / handsome face(かわいい/カッコイイ顔)
a good family(いい家族)
physical strength(肉体的強さ)
a nice house(いい家)
a kind heart(優しい心)
a sense of humor(ユーモアのセンス)
self confidence(自信)
a dominant attitude(支配的な態度)
a good body(いいカラダ)
a nice smile(いい笑顔)
a good job(いい仕事)
sensitivity(感受性)
a love of children(子供への愛情)
intelligence(知性)
independence(自立)
a competitive spirit(競争心)
warmth / tenderness(思いやり)
a good personality(いい性格)
good morals(道徳)
the same religion(同じ宗教)
a good education(いい教育)
sophistication(洗練)
a nice car(いい車)
the same race(同じ人種)
money(お金)
cooking ability(料理の能力)
compatible interests(共通の趣味)
social standing(社会的地位)
a willingness to work hard(勤勉さ)
patience(忍耐強さ)
あなたの5つは何ですか?
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |