昨夜は朝までBSテレビの企画書書き。
今日も昼過ぎに起きてMacに向かうも、なかなか筆は進まない。
前回が好評だっただけにそれ以上のものを書こうというプレッシャーか。
う〜ん、産みの苦しみだ。
企画書がまとまらないままOnline Marketing for the Entertainment Industry: An Introductionの授業へ。
今日のテーマは「Online Marketing Basic Part 1」。
Digital Coast WeeklyのSenior Editor、Mark Williams氏をゲストスピーカーに迎え、自社のニュースをいかにして記事として取り上げてもらうかというパブリシティーについて講義する。
ところが、Williams氏の英語がほとんど理解できないのだ!
声は大きいしそれほど早口でもない。
じっと耳を傾けているとところどころ聞き取れる単語はあるものの、それらが頭の中でまとまった意味にならないのだ。
くう〜っ、またか。
かろうじて理解できたのは、
「ライター、PR担当者、情報源との人間関係や信頼関係が大切」
「情報自体にバリューがあれば必ずニュースになる」
「PRはタイミングが重要」
ということくらい。
かつては自分が取材したりプレスリリースを読んで原稿を書く側だったから、そのくらいのことは分かっている。
肝心の紙媒体とオンラインの違いについて説明しているところがちっとも聞き取れなかったのが悔しい。
休み時間、僕の前の席に座っていた中国系の女の子がアシスタントのEstelaさんに「私は留学生で英語が十分じゃないから、前半の議論がほとんど分からなかった」と嘆いていた。
おおっ、僕だけじゃなかったんだ、と、つい嬉しくて「僕も全然ダメだった」と会話に割り込む。
するとEstelaさんは「あなたたちだけじゃないわ。私も何を言ってるのか分からなかったもの。今日のゲストのレクチャーはめちゃくちゃだったわ」と笑う。
ということは英語力の問題というよりも話の内容の問題だったのか。
ネイティブに分からないものが外国人の僕らに分かるはずがないよなぁ(笑)。
後半は講師のWinder氏によるオンラインマーケティング論。
実際にAOLのチャットを覗きながら「もし、あなたがテレビ番組の広報担当なら、エンタテイメント関連の掲示板やチャットで番組がどんな評判なのかを確かめ、それを戦略として生かすことができる」と説明する。
「こうした掲示板に宣伝のコメントを書く誘惑に駆られることがあると思うけれど、それを安易にやってはいけない。それまで1つも書き込みをしたことがない人が突然宣伝したってそれはスパムとして無視されるのがオチ。オンラインコミュニティーでは書き手の信頼がなにより重要視されるので文脈の中で必要とされている情報かどうかを熟考し、誰が何のために書いたかを明らかにすべきだ」
経験上なんとなく分かっていたことだけれど、こうしてまとめてもらえると理解が深まる。
匿名も可能な顔が見えない世界だからこそ、その言動(書き込み内容)によってのみ人間が評価されてしまう。
ある意味でオンラインというのは恐ろしくシビアな世界なのだと思う。
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