いつものようにLife and Language in the U.S.: Conversation and Idiomsの授業へ。
このクラスに関してはもうすっかりペースをつかんだ感じで、授業に参加していてもまったく不安はない。
イディオムはそれほど難しくなく、「とにかく耳を英語に慣れさせること」と「ディスカッションで言いたいことを反射的に言えるようになること」が主な目的になりつつある。
とはいえ、毎回なにか発見はあるもので、今日もこんなことに気づかされてしまった。
desert(砂漠)
dessert([食後の]デザート)
恥ずかしい話だが、僕はこの2つの単語のスペルが違うということを今日初めて知った(泣)。
2つの意味があるということは知っていたのだが、両方とも同じスペルだと思い込んでいたのだ。
それがどちらなのかと聞かれるとはっきり答えられないところが情けないのだけれど…。
それにしてもホント、恥ずかしいなぁ。
もうひとつの発見は、
「『ベトナム戦争』をベトナム人は『アメリカンウォー』と呼んでいる」
らしいということ。
そう、アメリカ人にしてみれば「ベトナムで行った戦争」だが、ベトナム人にとっては「アメリカ人が攻めてきた戦争」なわけで、当然といえば当然の命名だ。
史実は1つだとしても、立場によって解釈が異なるのは当たり前。
「進出」「侵略」とか「太平洋戦争」「大東亜戦争」といった表現の違いも立場と解釈の違いを示しているのだろう。
となると、どちらが正しくてどちらが間違っているという論争はナンセンスかもしれない。
コメディアンがトークで観客を「笑わせた」のも、観客がコメディアンのトークで「笑わせられた」のも、単にひとつの現象を異なる立場から解釈したに過ぎないのだ。
ただ、僕は、『ベトナム戦争』を『アメリカンウォー』と呼ぶ立場もあるのだということに常に想像力を働かせていたいと思う。
ひとつの価値観を盲信することなく相対化することで初めて見えてくるものがあると思うから。
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