今回の仕事はiモード用インタラクティブストーリー。
公式コンテンツ申請のためのサンプル書きだ。

たとえば、「今、どこから？」という質問に対し「１.家から」「２.会社から」「３.外から」と３つの選択肢があってそれぞれに異なったリアクションが返ってくるという構成。
ストーリーを１つ書くのでも大変なのに、それが３つに分岐して、それでいて全体の大筋は進行させなきゃいけないなんて頭が混乱してわけがわからなくなる。
だれか僕に「エスナ」をかけてくれぇ（FFネタですんません）。

普通のシナリオなら原稿用紙に順を追って一本筋で書いていけばいいけれど、ストーリーが分岐するとなるとそうはいかない。
編集者のAさんが用意してくれた特別な書式の用紙に分岐先をそれぞれ書いていくのだが、僕の脳ミソがそれについていけないのだ。
うまくやればボケに対するクリック＆ツッコミで軽い笑いを取れたりするのになぁ。

そういえば「スーパーゲーム伝説！夢の扉はゲームが開く!!ドラクエ＆FFの超ウラ側」（テレビ朝日系７月29日（土）14:55〜15:55放送）でエニックスを取材した橘ディレクターが「膨大な量のシナリオの一部を見せてもらったんだけど、あの書式がドラクエシリーズ最大の財産かもね」と言っていたのを思い出した。
やっぱりこういうのは試行錯誤しながら身体に覚え込ませていくしかないんだろうな。

一日中ウンウンうなってやっと宿題の半分ほど。
Aさん、もうちょっと待ってて下さいね。

と思ったら、これまた先日東京でお会いしたEpic Sonyの中村さんからお仕事メール。
「今年秋にリリースされる某大物アーティストのベストアルバムのプロモーションプランを考えよ」とのこと。
実はこのアーティスト、自分自身でもインターネットをフル活用しているデジタル派。
僕にお鉢が回ってきたということは、この線でアイデアを出せということなのだろう。
締切は来週の月曜日。

う〜む、本当の夏休みはまだ来ないなぁ（笑）。