「Los Angeles留学日記」

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8月2日(水)
ここ数日、テレビで共和党の党大会を見ている。
特に政治に興味があるわけではなく、アメリカで有数の頭のいい人たちがお金をかけてイベントを作るとどうなるんだろう、というのが僕の関心事だ。

彼らにとっての最大の目的は「大統領選で勝つこと」。
そのためには有権者の関心を引き、共和党の政策に共感を集め、候補者であるジョージ W ブッシュ氏に投票したくなるように演出しなければならないのだが、これがまたよく考えられているのだ。

政策の目玉である「教育改革」を語るのはなんとローラ・ブッシュ夫人。
かつて学校の先生だったという経験を前面に打ち出し、会場には目をキラキラ輝かせた中学生を配置するという念の入れよう。
客席には「I love Laura」の手書き看板が踊っている。
あれってやっぱり仕込みなんだろうなぁ、と思ってしまうのはゲスの勘ぐりだろうか。

全米各地の共和党知事、上院議員のスピーチに続いて、フォード、レーガン、ブッシュという歴代大統領の実績がVTRで紹介される。
身内による編集だからもちろんネガティブな部分は一切なし。
つい回顧的に「ああ、共和党の大統領の時代はよかったなぁ」と思わされてしまう作りになっている。
VTRが明けると会場に来ている当人たちが観客から万雷の拍手を浴びるという寸法だ。

この歴代大統領を形容する肩書は「素晴らしい実績を残してきたアメリカン・ヒーロー」。
そういえば、昨日読んだ本の中にこんなジョークがあった。

沈みかけている巨大客船から女性と子供を先に逃がそうと船長が男性客を説得して回る。
イギリス人には「あなたはジェントルマンなんだから女性と子供に譲りなさい」。
アメリカ人には「あなたはヒーローになりたくないか。ヒーローになりたければ譲りなさい」。
ドイツ人には「これはルールなんだから、守らなくてはいけない」。
日本人には「みんながそうしてるんだから、あなたもそうしなさい」。

アメリカ人はヒーロー好きなのね。

どの人のスピーチもおそらくスピーチライターが書いてスクリプターに映し出されている台本を読んでいるだけという感じでアドリブ的ライヴ感には欠けるけれど、その分よく練られていて英語としても分かりやすい。
今夜も耳の訓練を兼ねてテレビをチェックしようと思う。

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