午前8時、ゴォ〜ッというものすごい飛行機の騒音で目が覚めた。
どうやらこのホテルは空港からの離陸コースの真下にあるらしい。
ちょっと変わったアラームだが、まあよかろう。
熱いシャワーを浴びて出発!
目指すは昨日閉まっていたTICA Busのオフィス。
観光シーズンでもないし、当日飛び込みでも大丈夫だろうが、念には念を入れて早く行くに越したことはない。
TICA Busはグアテマラからパナマまで5カ国を2泊3日で走破する国際バス。
もちろん途中下車も可能だが、僕はパナマまで一気に縦断しようと思ったのだ。
パナマシティまでの料金はUS$75。
米ドルで支払えたのがありがたかった。
出発まで時間があったので重い荷物を背負ったまま市内をブラブラ歩く。
 
グアテマラシティの中心部は東西と南北の通りに数字がついていて分かりやすい。
バスターミナルに戻ると、同じバスに乗るというオーストリア人のバックパッカーカップルに話しかけられた。
英語で話せるというのはなんとありがたいんだろう。
L.A.で英語に苦労しているとは信じられない感覚だ(笑)。
午後1時、出発。

バスは山を越え、谷を越え、ひたすら走りつづける。
3時間後、エルサルバドルとの国境に到着。
 
僕ら乗客はバスを降り、まずグアテマラ側のオフィスへ。
グアテマラの出国手続きはバスの中で配られていた書類を提出し、パスポートにスタンプを押してもらうだけ。
出国税などはなかった。
そのまま歩いて先に進むと今度はエルサルバドルのオフィスが見えてくる。
 
こちらでも窓口の係官にパスポートを渡し、入国スタンプを押してもらうだけ。
何も質問されず、何も答えなかったのに滞在許可は90日。
1日しか滞在しないのに…。
例によって寄って来る両替屋でケツァール(グアテマラの通貨)をコロン(エルサルバドルの通貨)に両替。
あまりレートがよくないし、1日しか滞在しないので最低限にした。
さらに走ること2時間あまりでエルサルバドルの首都サンサルバドルに到着。
TICA BusのオフィスはSan Carlosというホテルに併設されており、大部分の乗客がそのままその宿に泊まるようだ。
どうしようかなぁ、と考えていると、バス会社の人が「明日のバスは早朝4時半に出発します!」と大声で叫んでいるではないか。
予定表では6時になっているのに…。
宿泊料を聞くと、1泊US$12。
まぁ、このくらいなら予算内だ。
僕もこのホテルに泊まることにした。
シングルが満室ということで割り当てられたのはツインルーム。

扇風機に水シャワーだが、素泊まりだから問題はない。
せっかくサンサルバドルに来たのだから町を見ないで通り過ぎるのはもったいない。
夕食でも食べがてらその辺を1周して来ようと町へ出る。
ところが、すでに暗くなっている中心街は、けっこうヤバそうな雰囲気。
とても食堂に入る勇気が出ず、そそくさと戻ってきてしまった。
ということで、夕食はホテルお手製のサンドウィッチ。
さぁて、日記も書いたし、早く寝なきゃ。
<今日の支出>
バス代(グアテマラ - パナマシティ) US$75
パン、ジュース、ミネラルウォーター 16ケツァール
サンドウィッチ&ゲータレード 17コロン
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