「Los Angeles留学日記」

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8月27日(日) Tapachula(メキシコ) - Guatemala City(グアテマラ)
早朝5時半、予定より2時間以上も早くタパチュラのバスターミナルに到着。
空はまだ暗く、夜は明けきっていない。

今日の目標はメキシコ国境を越え、グアテマラの首都・グアテマラシティーにたどり着くこと。
そのためにはまず、国境の町・タリスマンへ向かうことだ。

バスターミナルの前には早朝にもかかわらず10台以上のタクシーが客待ちをしている。
ここでタクシーを拾ってしまえば簡単なのだろうけれど、せっかく早く到着したことだし、コレクティーボ(乗合いタクシー)を使ってみることにした。

「地球の歩き方」によるとコレクティーボのターミナルへは「5a Calle Ponienteを西に進み、12a Avenida Norteとの交差点から、さらにそのまま西へ150メートル」とある。
「楽勝だろ」と歩き始めたはいいが、30分以上歩いてもそれらしき通りが出てこない。
一応、バスターミナルのお姉さんにも方角を確認したのに…。
う〜む、困ったぞ。

まったく土地カンのない町を地図も持たずに歩く心細さよ。
すれ違いざまにクラクションを鳴らしていくタクシーに乗ったら、待ってましたとばかりにボラれそうだしなぁ。
しょうがない、バスターミナルまで戻ってタクシーに乗るか、とあきらめて逆方向に歩き始めた瞬間、通りがかりのコレクティーボの運転手さんが「タリスマン?」と呼び止めてくれた。
おおっ、助かった…。

日曜の早朝だというのにコレクティーボは地元の人たちで満員。
きっと買出しの帰りなのだろう、卵やパンを山のように抱えている。
場違いな僕はそんな人たちの視線を感じながら腰をおろした。

隣に座った5才くらいの男の子が大事そうに布袋の口を握りしめている。
何だろうなぁ、と見ていたら、袋の中から「コケッ、コケッ」。
おおっ、ニワトリかぁ。
コレクティーボが揺れるたび、その男の子が僕の腕をギュッとつかむのが、なんだか嬉しかった。

約30分後、コレクティーボは国境の町・タリスマンに到着。

家路につく人たちに背を向けて、僕は1人国境に向かうのだった。

歩いて2〜3分でイミグレーションオフィスが見えてきた。

パスポートとツーリストカードを見せ、スタンプを押してもらえばメキシコ出国手続きは完了。
橋を渡ればそこはもうグアテマラ側国境の町・エルカルメンだ。

「カンビオ?」と声を掛けてくる何人もの両替屋を無視しながら銀行を探す。
はたして見つけた銀行の前で僕は呆然となった。
「ガ〜ン、今日は日曜日じゃん」
頼みのATMも見当たらない。
あ〜あ、両替のミスは2回目だ。
しかたなく、1人の両替屋に米5ドル札を渡すと20Q(ケツァール)返ってきた。
US$1=6Qと聞いていた相場に比べると恐ろしくレートが悪いけれど、自業自得だ。
第一、僕にレートを交渉する気力は残っていなかった。

グアテマラのイミグレーションで10Qの手数料を払って入国完了!

なんとか、この旅2番目の国にたどり着くことができた。

歩いてすぐのバスターミナルでグアテマラシティ行きのバスを発見。
バス代は50Qだという。
そこで手元のUS$10札を見せて「OK?」と聞くと「Si(いいよ)」との返事。
さっきよりはましなレートだ。

バスは熱帯雨林のジャングルを抜け、小さな町に15分くらい停車をくり返しながら走っていく。
たいていのターミナルは市場の中にあり、バスが停まるたびに様々な食べ物を抱えた売り子が乗り込んできて買い物を誘う。
ほとんどが見たこともない食べ物で、中にはおいしそうなものもあるのだけれど、なにしろ僕の財布にはわずか10Qしかない。
泣く泣くあきらめるしかなかった。

売り子さんたちを見ていて気づいてしまったのだが、こちらの女性はワキ毛の処理をしないらしい。
褐色の肌にフサフサのワキ毛がミョ〜に艶かしいなぁ、なんて書いてる場合か(笑)。

午後2時、グアテマラシティ着。
僕の乗ったバス会社のターミナルはZona1と呼ばれる旧市街地にあった。
地図を片手に歩くこと20分。
ツーリストインフォメーションは日曜日でお休み。
明日乗ろうと思っている国際バスのTICA社もお休み。

歩いていて見つけた銀行のATMに片っ端からシティバンクカードを突っ込んでみるのだが、どこも受け付けてくれない。
しかたなくVISAカードのキャッシングで当座の資金200Qを引き出したのだった。

おなかもすいたしトイレにも行きたいのでレストランを探して歩きつづけるも、やっているのは高そうな中華レストランのみ。
いくらキリスト教の安息日だからってそこまで徹底しなくてもいいじゃないか。

そのとき、目に飛び込んできたのが赤地に黄色いMのマーク。
そう、マクドナルドだ!
助かった…。
というわけで、僕はグアテマラまで来てビッグマックをほおばったのだった。

頼りのツーリストインフォメーションに見放された僕は飛び込みでホテル探しをする元気もなく、「地球の歩き方」で一番安いDel Istmoにチェックイン。

値段の割にはなかなか清潔で、熱いシャワーも出る。

近くの市場をブラブラ歩いた後、部屋で日記書き。
残念ながら電話回線がないので更新は明日以降だな。

<今日の支出>
コレクティーボ 6ペソ
入国手数料 10ケツァール
バス(El Carmen - Guatemala City) 50ケツァール
ビッグマックセット(しかも2個!) 23ケツァール
ホテル代 75.60ケツァール
ミネラルウォーター 1.90ケツァール
ゲータレード 6.70ケツァール
マルボロ 9.50ケツァール

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