午前4時半起床。
同じ部屋のアミーゴたちは早くも荷物をまとめていて、僕に「早くシャワーを浴びろよ」と促す。
昨晩から言葉が通じないなりのコミュニケーションでなかなか仲良くなることができた。
バスは6時に出発。
外は朝から雨が降っている。
これまでの道中も夕立のようなスコールや深夜の雷雨はあったけれど、日中に降る本格的な雨は初めてだ。
考えてみれば中米は雨季なのだから当たり前なのだが。
ウトウトしているうちにニカラグアのイミグレーションに到着。
 
今回は自分での手続きだが、まったく問題なし。
さらに少し走ってコスタリカのイミグレーションへ。

入国のパスポートチェックはすぐに済んだのだが、荷物の検査に1時間以上待たされた。
その間に仲良くなったアミーゴたちとパチリ。

雨の中、全員が荷物をバスのトランクから取り出し、オフィスの外にある台の上に並べる。
やっと来た係官はバッグをなでたり手を突っ込んだりするだけ。
僕の荷物なんて外から見るだけで行ってしまった。
こんなんのために待ってたのか?
コスタリカに入ってから30分くらい走ったところで検問。
パスポートチェックのために乗り込んできた軍人の制服にはなぜか“US ARMY”と書いてある。
どういうことなんだろうな。
午後3時半、サンホセに到着。
そのままTICA Busのオフィスで今夜10時発パナマシティ行きのバスを予約する。
出発まで6時間。
荷物をオフィスに預け、市内をブラブラ歩いてみる。
  
小雨が降っているにもかかわらず中心街はたくさんの人でにぎわっている。
これまでに歩いた町の中でも一番経済的に発展しているように見え、治安の面でも不安は感じない。
チャイニーズレストランを発見して広東風チャーハンとジャスミンティーで夕食。
さらに、コスタリカといえばコーヒーだよな、ということで街角のカフェでお茶。

広場ではバンドが「ランバダ」や「コンドルは飛んでいく」を演奏していたりしてすっかりラテンな気分だ。
インターネットカフェで掲示板に書き込みした後、バスターミナルでパナマ人ダンサーの女の子と仲良くなる。
向こうは彼氏同伴でロマンスに発展するわけはないのだけれど(笑)、それでもいろいろな話ができるのは嬉しい。
午後10時、バスは中米最後の国、パナマに向けて出発した。
<今日の支出>
ニカラグア出国税 US$2
なんだか分からないうちにバスの中で徴収された US$1
広東風チャーハン&ジャスミンティー 1020コスタリカコロン
コーヒー 300コスタリカコロン
インターネットカフェ1時間 500コスタリカコロン
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