昨夜から読み始めた「アマゾン・ドット・コム」(ロバート・スペクター著/長谷川真実・訳/日経BP社)が面白くて一気に読破してしまった。
世界で最も先進的なEコマース企業であるAmazon.comはいかにして生まれ、どんな戦略を持って成長してきたのか?
創業者ジェフ・ベゾスの生い立ちから、彼がオンラインで販売するものとして「本」を選んだ理由、ベンチャービジネス立ち上げの舞台裏、顧客サービスの狙い、ライバル企業とのせめぎ合い、さらには失敗をリカバーする広報戦略まで、綿密な取材に基づいた記述は単なるビジネス書としてだけでなく、良質なノンフィクションとして読める。
山形浩生氏による辛口の解説がまたいい。
相変わらずいい仕事してやがるなぁ(笑)。
本筋とはあまり関係ないのだけれど、僕が印象に残ったのは、ジェフ・ベゾスが最初のオフィスを選ぶときに、「自分もガレージでビジネスを始めた」と言えるようにガレージ付きのランチハウスを借りたということ。
あのヒューレット・パッカードやアップルがそうだったように、ベゾスも“ガレージ・カンパニー”にこだわったのだ。
これが偉大な先駆者に対するリスペクトなのか、それとも“伝説”になることを意識した綿密な計算だったのかは分からないけれど。
夕方、副大統領候補のテレビ公開討論を見ようとテレビをつけたのだけれどイマイチ楽しめず、たまってしまったメールの返事書きと「留学生リンク2」の作成作業。
ずいぶん前に相互リンク依頼をいただいていながらなかなかリンクできなかったみなさん、ごめんなさい。
「オレんとこはまだか!」「メールの返事が来ないぞ!」とお怒りのみなさん、コツコツとやっていきますので今しばらくお待ち下さいませ。
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今後ともどうぞよろしくお願いします。
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