いつの間にかサマータイムが終わっていたのだけれど、このところ朝寝て午後起きて夜勉強するパターンがすっかり定着してしまった僕にはほとんど影響がない。
ときどき誰かに「なんていう生活をしてるんですか!」と言われると「日本時間で生活してるんだもんね」と開き直っているけれど、よく考えたら日本にいるときはアメリカ時間で生活してたんだよな(笑)。
今日届いたThe Industry Standardの最新号にざっと目を通すも、いまひとつ興味をそそられる記事はなし。
なんとなくやる気が起こらず、より省エネルギーでできる日本語の読書。
で、「IT革命」(竹中平蔵・船橋洋一・編/朝日新聞社)読了。
「ITドリームチームからの提言」と帯にある割にはさして目新しい内容はなく、肩すかしをくった気分。
ま、「IT革命」を「イット革命」と読んでしまうどこかのオジサンにも最低限このくらいは理解しておいて欲しいということなのだろう。
「アイティー」「アイティー」と声高に連呼するのはそろそろかなり恥ずかしい、というのは別にして、そもそも「ICT(Information, Communication, and Technology)革命」と呼ばれていた言葉から「コミュニケーション」がすっぽり抜け落ちて「情報技術革命」になってしまったのはどうしてなんだろう。
情報技術の進化によってコミュニケーションの質が根底から変わってしまうという議論をすっ飛ばして、単に光ファイバーを張り巡らせればいいという土建屋的政策に収束してしまうのは、この「C」を抜かしてしまったことにも理由があるんじゃないだろうか?
「C」の伴わない「T」なんてつまらないと思うんだけどなぁ。
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