今学期最後の授業となるPronunciation and Speech Improvement for Foreign-Born Professionalsの教室へ。
まずはヘッドフォンをかぶって[][][][]のを使い分けるテキストの例文を練習する。
- Good luck opening that lock.
- What color is your collar?
- Their dog dug a big hole in our lawn.
- She tapped the top of the jar.
先生に指摘された僕の弱点は[]のときに口を開けすぎて[]になってしまうという点。
「もっとリラックスしてニュートラルな感じで」
う〜む、分かっているのになかなか直らない…。
続いては[ou]と[]、[u]と[u:]の使い分け。
前者は日本の入試問題でもおなじみの違いだし、そこそこ使い分けているつもりなのだけれど、単語によっては混乱してしまうことがある。
たとえば、
Do you know the coast?
Do you know the cost?
They won't fish.
They want fish.
正解はもちろん前者が[ou]で後者が[]。
アメリカ英語では[]と[]はほぼ同じ発音をするというあたりが問題をさらにややこしくしているような気がする。
そして、残った母音の[ai][au][i]。
これは「複合母音だということを忘れなければそれほど難しくない」ということでテキストを軽く流す程度だった。
最後に記念撮影をパチリ。
ということで、このクラスの総括を。
いわゆる語学学校で教える会話や読み書きとは異なり、“正しい発音”の理解と練習というのがこのクラスの主眼。
僕にとっては「え〜っ、そうだったの?」という発見もたくさんあって有意義な授業だった。
担当のMarry Ann先生(写真左から3人目)はカジュアルな雰囲気で、僕のくだらない質問にも熱心に答えてくれたし、外国人にとって難しい発音のポイントを理解しているという点でプロだと思う。
マイナス点をつけるとすれば授業中にやるゲームだろうか。
授業のポイントを楽しみながら理解させようという狙いは分かるのだけれど、ルールが複雑すぎたり、内容が幼稚すぎたりして僕はいまひとつ乗り切れなかった。
この授業で勉強して以来、なんとなく新しく聞き取れるようになった音があるような気はしている。
が、ここで“理解”した英語の発音をスピーキングやリスニングに生かすには実践あるのみ。
なにしろ「1カ所の発音を矯正するには30時間かかる」というのだ。
英語の道はまだまだ長いですなぁ。
というわけで、明日から日本に一時帰国します。
日記の更新がかなり不定期になりますのでご了承下さい。
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