昨夜は一晩中ドラクエ7。
プレイ時間はのべ100時間を超えたのに2枚組ディスクのうちやっと1枚目が終わったばかり。
途中、やや中だるみはあったものの、ここまでは十分楽しんでいる。
でも、いったいあとどのくらい時間かかるんだろう?
というわけで、寝不足のまま今学期最後のMaking the Transition: A Guide to Interactive Media and the Internet for Entertainment Professionalsの授業へ。
まずは先週行われた期末試験の答え合わせ。
間違っていた問題の正解を確認する。
おそらく自己採点通り9割は取れていると思う。
最終回のゲストスピーカーは3人。
Knovus Communicationsの主催者でナレッジマネージメントの専門家、Jon Sidoli氏。
PR会社Shandwick Internationalの副社長、Sallie Olmsted氏。
eSportsWorldの副社長兼Content Chair、Steve Bradbury氏。
今回のトピックは「How to network in new media --- online and offline」。
Sidoli氏がリードする形でディスカッションが行われた。
- インターネットの最大の価値は、時間や場所を問わず知識や情報を共有できるコミュニティーを作り出したことだ。
- そこでは金銭という経済的資産だけでなく、知識や情報そのものが新しい資産となり得る。
- Knowledge Economy(知識経済)の基盤となるのは参加者個々人の“信用”である。
- “信用”は個々人のネット上での発言、行動によってのみ生みだされる。
そういえば日本で金融危機が起こったとき、「信用システムの崩壊」という言葉がよく使われていたっけ。
経済のことはよく分からないのだけれど、金融のシステムが相互の“信用”に基づいている、という意味はなんとなく理解できる。
ただの紙切れである1万円札が1万円分の価値を持つのは、みんながそれを“信用”しているからだ、というような話だったかな。
頭の中がうまく整理できていないのだけれど、インターネット上に金融経済と相似の「知識経済」が起こっているということだろうか。
“信用”されている金銭の代わりに“信用”されている個人の発する知識や情報が流通する、もうひとつの社会。
う〜ん、この辺は経済に詳しい人とブレストして頭を整理したいところだ。
このディスカッションにインスパイアされ、僕は授業中にも関わらず妄想モードに入ってしまった。
「オンラインでの言動が築き上げる個人の“信用”」を元に「知識や情報の共有」が生みだす「新しい資産」。
頭の中にいろいろなアイデアが浮かんでくる。
一時帰国中にメディア関係者と意見交換したいトピックがまたひとつ増えた。
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