「Los Angeles留学日記」

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2月11日(日)

帰国セールのページを作ったとたん、想像以上のお問い合わせをいただいてびっくり。
たくさんの方に読んでいただいているんだなぁ、と改めて実感してしまった。
本当にありがとうございます。

昨夜はPONOCのメンバーがMakiちゃんのお宅に集まってブレスト兼すき焼きパーティー。
Makiちゃんのお母さんはTokyo FMのレポーターをされているということでギョーカイ話に花が咲く。

先日、インパク「2001年日本の2001人」の中の「日本人を海外に映してみれば」という企画原稿をTディレクターから発注いただいた。
とりあえず第一回の原稿は僕が書いたのだけれど、僕は間もなくアメリカを離れてしまうこともあって今後の展開は彼らに全面協力してもらおうと思っているのだ。

で、実際に関わってみてインパクは思った以上に規制があって大変だなぁ、と思った。
普通この手のインターネット・コンテンツならいろんな情報源にリンクを張ったり掲示板を作って読者と議論していくことで内容が深まっていくところなのだけれど、政府主催ということでそれはなしなんだそうだ。

せっかく双方向が可能なのにそれができないのはインターネットの本質からずいぶん離れてしまっているのではないだろうか。
Tディレクターはその辺が分かっているだけに苦労が多いのだろう。

そんなことを考えていたらインパクのプロデューサーを務める慶応大学教授中島洋氏が「これじゃ,IT革命は起こらない?」という記事で同じような問題提起をしていた。
せっかくの新しいメディアなのに作り手側が旧来の手法にとどまっていては新しいコンテンツなんか生まれっこない。
どうせ実験的なイベントなんだから新しいチャレンジをどんどんすればいいのに、と僕も思う。

確かにインパクによってインフラの整備は進みネット関連ビジネスの市場はふくらむだろう。
だけど、どうせなら表面だけでなく新しいコンテンツの開発につながるような仕組みにしないと起爆剤としての意味は半減してしまうと思うのだ。

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