「Los Angeles留学日記」

TOP

留学総合掲示板
総合掲示板過去ログ1
10 11 12
13 14 15 16 17 18 19 20
今日はこれが英語で言えなかった1
  掲示板
L.A.いい店やれる店
掲示板
チャット
書籍版のご紹介
イン的エン屋掲示板

筆者Profile  最新版
学校選び編
TOEFL対策編
出願編
合格〜渡米準備編

渡米〜生活準備編1
コミカレESL編1
98年夏休み編1
大学院98年秋1
10 11
98-99年冬休み編1
大学院99年春1
10 11
99年夏休み1  
アメリカ大陸横断ドライブ1 
10
再び99年夏休み編1
語学学校99年秋1 
1999年12月 
2000年1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
中南米縦断バスの旅
2000年9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月
世界一周の旅
2001年9月 10月 11月 12月
2004年〜最新

留学生リンク1  
アメリカ大学リンク
Los Angeles生活便利リンク
スライドショー

CD-ROM付き書籍出版への道1
 
更新履歴1

メール

Civilian casualties update
Amazon.co.jp アソシエイト


7月9日(月)Cairo(エジプト)
L.A.を出発してからちょうど100日目。
当初の予定ではもうとっくに日本にたどり着いているはずなのに、まだエジプトにいる(笑)。
手持ちの資金もかなり寂しくなっていることだし、ちょっとペースを上げなきゃいけないな、と思いつつも東南アジアは一通り回りたい。
そろそろ弟に借金申し込みのメールでもしないといけないかな(笑)。

今日は午前8時に起きて日本のYプロデューサーにコレクトコール。
予想通り新番組の企画書発注だった。
しかも前回に続いてテレビとインターネットを連動させた形の番組にしたいということで、喜んで引き受ける。
どこかで腰を据えて書かなきゃいけないな。

ホテルの朝食をとり、昨日間に合わなかった在エジプト日本大使館へ。

入口にある「日本国大使館」の看板の裏をさりげなく見ると、昭和59年の日付と共に「外務大臣・安倍晋太郎」の文字が。

なんだかとても懐かしい名前だ。

ウィーンでお世話になったMinakoさんが送って下さった「地球の歩き方・南アフリカ」は他の旅行者宛の郵便物と一緒にロッカーの中で僕を待っていた。

これで情報不足の不安を持ったまま旅をしなくても済む。
Minakoさんには感謝の言葉もない。
本当にどうもありがとうございました。

というわけで、カイロ滞在4日目にしてやっとエジプトのハイライト、ピラミッドへ向かう。

考古学博物館前からバスに乗り、約45分。
ギザの街を走っていると突然、前方に巨大な四角すいが現れる。
もっと砂漠地帯を走っていくのかと予想していたからびっくりだ。

バスを終点で降り、その四角すいに向かって歩いていく。

これが一番大きくて、かつ有名なクフ王のピラミッドだ。

遠くから見るときれいな四角すいだが、近くまで寄ると、これが大きな石を積み上げて作られたことがよく分かる。

しかも、この石段の高さが普通の階段4〜5段分はある大きなものだ。

大きさ比較のために置いたタバコの箱がほとんど見えない(笑)。

ピラミッドに登るのは禁止されているのだが、それでもときどき「盗頂」する旅行者がいるらしい。
この石段を頂上まで登るのは、危険というか体力的にかなり大変なんじゃないだろうか。
少なくとも僕はこの炎天下に登ろうという気には絶対ならない(笑)。

クフ王のピラミッドは側面の穴からその内部に入れるようになっている。

僕も入場料を払って内部へ。

腰をかがめなければ通れない狭い通路をひたすら登る。
内部は日影になって涼しいかと思いきやさにあらず。
吹き出る汗でTシャツはぐっしょりだ。

それでたどり着くのは王の玄室という小さな部屋。
石棺が1つあるだけであとはなにもない。
つい写真を撮るのも忘れてしまうほどあっけなかった。

続いて、カフラー王のピラミッド。

最上部に表面を覆っていた化粧板が残っていて、かつての美しい姿を想像させてくれるこのピラミッドが僕は一番気に入った。

そして、一番小さなメンカウラー王のピラミッド。

3つのピラミッドをファインダーに収めようとしたら、またかなり歩くことになってしまった。

確か「神々の指紋」では3つのピラミッドの配置がオリオン座の3つ星と関係あるんじゃないかと仮説を立てていたが、実際にこの人間業とは思えない巨大な建造物を目の前にすると、そうであっても不思議じゃない気がしてくる。

で、また反対側に回ってスフィンクスとご対面。

鼻が欠け、ひげも取られたその顔は、なんだかかわいらしい。

そういえばスフィンクスの写真は前方からのものしか見たことないなぁ、と思って、バック責め。

立派なお尻をしていらっしゃいますこと(笑)。

このピラミッド周辺にはたくさんのラクダ引きいるのだが、これがかなり評判悪い。
なんでも、ラクダに乗ったところの写真を撮ってやると言ってカメラを人質にしたままチップを払わないと降ろしてくれないのだとか。
僕もたくさん声をかけられたが、結局乗らなかった。

その他にもジュースやおみやげの物売りがたくさんいる。
そばで見ていたら、最初は「1ポンド(=約30円)」と客引きしておいて、いざ支払いの段になると「1ドル(=約120円)だ」と言い張るあくどい手口。
これまでに出会ったバックパッカーたちが口を揃えて「ピラミッドの物売りは最低だ!」と言っていたのがよく分かる。
でも、ここまで悪い噂が広まると商売にならないんじゃないかなぁ。
僕も14才のラクダ引き少年といろいろ話しながら、最後まで心を許せなかったのが少し悲しい。

再びバスでカイロ市内に戻ってきてナイル川周辺をブラブラ。

この川の水あってこそ、カイロは発展したんだよなぁ。

夕食はコシャリというエジプト料理のテイクアウト。

コメとマカロニの上にトマトベースと辛いソースがかかったものなのだが、これがイケる!
暑くて食欲がなかったのに、ペロリと平らげてしまった。

さ〜て、お腹も満たされたことだし、企画書のアイデア出しでもしましょかね。

<今日の支出>(1E£<ポンド>=約30円)
切手5枚 5E£(ホントは6.25E£なのにお釣りがなくておまけしてくれた)
バス代(往復) 4E£
ピラミッド入場料 10E£(学割)
クフ王のピラミッド内部入場料 20E£(学割)
ソフトクリーム&ジュース 6.50E£
夕食(コシャリ) 2E£

これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。

Previous  Next