帰国後最初の大きな買い物は携帯電話だった。
仕事にしても遊びにしても連絡先がなければ話にならない。
渡米前も携帯電話は持っていたが、その頃はまだiモードなんてものはなかった。
「いつでもつかまっちゃうのはイヤだ」というわがままな理由で仕事関係の人に電話番号を教えていなかったのが今となっては信じられない。
で、今日はまず六本木にあるテレビ朝日ミュージックへ。
3年前にはテレ朝があった場所は再開発が行われており、現在大規模な工事中。
六本木の景観はずいぶん変わってしまっていた。
留学中、そして旅行中にもことあるごとに仕事をふって下さった恩人YさんとHさんに帰国の挨拶。
旅行中に書いた“テレビ&インターネット連動番組”の企画書は実現に向けて作業が進んでいるというグッドニュースを聞く。
そのほか、いくつかの番組について意見交換。
その足で西麻布のJwaveへ。
「e-station」生放送中のスタジオにディレクターのハイさんと後輩放送作家の倉迫を訪ねて挨拶。
積極的にインターネットを活用しているこの番組にリスナーがどんな風に参加しているか現場を見せてもらう。
出願時に推薦状を書いて下さったSプロデューサーはアメリカテロ事件の余波で「2日間泊まり込みなんだよ」ということで、とりあえず顔を見せるだけに。
落ち着いたあたりでもう一度挨拶に来ることにする。
続いて九段下のNavigateにプロデューサーの加藤さんを訪ねて挨拶。
加藤さんには10年前からNack5のスキー番組でお世話になってきたのだが、現在はインターネットを活用したシステムなども手がけている。
現場の苦労話を聞きながら意見交換する。
まだまだ補完メディアという位置づけながら、テレビやラジオの番組にインターネットを取り込むケースは3年前に比べれば格段に増えている。
僕がL.A.で学んできたことを生かす機会は間違いなくあるだろうという手応えを感じたのだった。
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