10月改編を狙った新番組の企画書を各局にプレゼンしてくれている制作会社の社長から「編成の人間から『よく分からない』って言われるんだよね」というリアクションを受け、橘ディレクターと相談の上、大幅に手直しする。
僕的にはだいぶていねいに説明したつもりなのだけれど、インターネットとの連動部分はなかなかイメージしてもらいにくいらしい。
さらに、先日お会いしたコンサルティング会社の紹介で某携帯電話キャリアの方とお会いして意見交換。
携帯メーカーとしてはケータイでテレビが見られるようになったときのコンテンツを模索しているらしいのだが、「テレビの人と話すとなんだか言語が違って話が通じてない感じがするんですよ」とのこと。
地上波のデジタル化を目前に控えてテレビ各局も「なにか新しいものをやらなければ」という意識はある。
だが、決定権を持つレベルの人でその「なにか」が何なのかイメージできる人は少数派だ。
ま、今さら白黒テレビに戻らないのと同じようにコンテンツのデジタル化は止まらない流れだ。
あきらめずに新しいアイデアを提案していこうと思う。
「スパイダーマン」を見る。
期待していたより面白かったし、よくできていた。
でも、「少林サッカー」に比べると感動は薄い感じ。
なんでかなぁ。
映画って見る前の期待感の大きさや精神状態に大きく左右されるような気がする。
「なぜこの店で買ってしまうのか?ショッピングの科学」(パコ・アンダーヒル・著/鈴木主税・訳/早川書房)読了。
著者はマクドナルド、スターバックス、シティバンクなどをクライアントにする商業環境設計のコンサルタント。
売場の配置や商品の陳列方法で消費者の行動は大きく変わり、ショップの売上げも全然違うのだ、という視点が面白い。
「ある日突然、買い物客が衝動買いをやめようものなら、実際に経済全体が破綻するだろう。どこの店でも、ついで買いや衝動買いが赤字と黒字を分けているのだ」という主張も言われてみれば納得だ。
たとえば、
・歩いている人は鏡を見ると減速し、銀行を見ると足を早める
・女性は女同士だと買い物時間が長くなり、男連れだと短い
・コンピュータを眺めている客が実際に買う割合は土曜日の午前中が4%なのに午後5時以降は21%
コンビニが雑誌売場を路面側にしたり、新製品おにぎりを一番右に陳列するのもこういうデータに基づいているんだろう。
延長して考えればテレビがCM前のQカットで視聴者を引っ張ったり、ウェブサイトのナビゲーションを使いやすく設計するのも同じこと。
「お客様は神様です」なのだ。
寝不足になりながらやっている「ファイナルファンタジー11」は最近どうもパーティープレイができずに死んでばかり。
学校の友だちとかと固定パーティーでやっている中高生がちょっとうらやましい(笑)。
やっとレベル18あたりでカニ狩りをシコシコやっているのだった。
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