先週、作家の
渡辺浩弐さんからこんなメールが届いた。
実はウェブサイトで連載している『ひらきこもりのすすめ』を単行本にすることになりまして、その中の企画として、「インデペンデントなスタンスで世界に向かって開いている人」数人にインタビューしてみようと思っているのですが、もしよろしければ近々お時間頂けませんか?
「うへ? 誰のこと?」と一瞬考えたが、どうやらそれは僕のことらしい。
う〜む、カッコよすぎるぜ(笑)。
先日その存在を知って以来、『ひらきこもりのすすめ』はあっという間に読破して、毎日追加されるコラムをチェックしている。
物書きの端くれとしては渡辺さんが指摘するネットの可能性にも大いに共感していて、今度直接話したいと思っていたのだ。
そりゃ、行くしかないでしょ。
神楽坂の事務所にうかがうと、渡辺さんの他に編集の吉村さんがスタンバイ。
「僕ら2人だけだと共有してる情報が多すぎて大切なことを『当然のこと』として流してしまうかもしれないので」という渡辺さんの配慮だ。
さっそくレコーダーがセットされてインタビュー開始。
取材やインタビューといえば普段はする側なので、される側になるのはどうも落ち着かない(笑)。
インタビューの内容は「個人」で仕事をしている経緯やホームページの運営、留学のいきさつや世界一周の旅のときにやった「絵はがき大作戦」について、さらには今後やりたいことなど。
のせ上手の渡辺さんのおかげでいつの間にかいつもの飲み屋トーク状態。 予定を30分オーバーして90分も調子こいて、しゃべらなくてもいいことまでしゃべってしまった(笑)。
ここまできたら僕はまな板の上の鯉。
ちょっとは読者を勇気づけたり、刺激したりできたか自分では不安だけれど、「カッコよくまとめておきますよ」という渡辺さんにお任せするしかない。
持参したデジカメで記念のツーショット。
ちなみにバックのネオンは僕が企画書を書き、渡辺さんがレギュラー出演していた「D's Garage21」(テレビ朝日)のスタジオセットだ。
このインタビューが掲載された『ひらきこもりのすすめ』は講談社現代新書で11月23日発刊予定とのこと。
発売されたら改めてご紹介しますね。
インタビュー終了後、新宿で高級ステーキをごちそうしていただきながら、ブロードバンドの企画などさらに意見交換。
が、いつの間にか話はとてもここに書けない方向へ。
編集の吉村さん(女性)が急に身を乗り出して饒舌になるのがおかしかった(笑)。
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