「L.A.で映画監督ピーター・チャン(陳可辛)氏にインタビューするんですが、どなたか通訳をして下さる方を紹介して下さいませんか?」
そんなメールを受け取ったのは先月のことだった。
差出人は香港映画関係のライターをしていらっしゃるnancixさん。
メールには香港映画への熱い思いと共に「いつも日記を読ませていただいてます」とある。
これはお役に立たねばなるまい。
僕が直接通訳できれば一番いいのだろうけれど、なにしろ僕の英語力は授業についていくのもままならないレベル。
大事な取材をボロボロにしてしまっては申し開きができない。
ということで、CSUNで映画を専攻するKenにこの大役をお願いすることにした。
L.A.帰還直前の篠原さん(こちらもLos Angeles City Collegeで映画専攻)にも話してみると、「僕、ピーター・チャン大好きなんですよ」という。
それなら2人で通訳すれば完璧じゃないか。
ということで、今日L.A.に着いたばかりのnancixさんをハリウッドのホテルに訪ね、打ち合わせすることになった。
L.A.在住のライター鉄屋彰子さんをまじえて香港映画トーク。
Kenも篠原さんもすでにピーター・チャン監督の映画を見ているので話が早い。
これならきっと明日のインタビューは大丈夫だろう。
ちなみにこのインタビューは来春、メトロポリタン出版から刊行される単行本に収録される予定だそうです。
ピーター・チャン監督や香港映画に興味がある方はぜひnancixさんのホームページをご覧下さいね。
それにしてもインターネットっていうのは面白い。
普通の一留学生とハリウッドの映画監督をごく簡単に結びつけてしまうのだから。
映画専攻の2人にとってはたまらないだろうなぁ。
ところで、「今日の『Los Angeles留学日記』はアクセスがいつもより軽いなぁ」と思ったあなた!
それは気のせいではありません(笑)。
なんと、思い立ったが吉日の電光石火。
昨夜のうちにサーバを移転してしまったのです。
同じさくらインターネットではありますが、1台のサーバを最大128人で共有する「パーソナル」から、30〜64人共有でより大きなサーバリソースを利用できる「ビジネス」へ。
サポートにメールを出したらあっという間に移行手続きをして下さいました。
利用料金は年間5万円。
普段、ほとんど自炊で食費を倹約している貧乏留学生の僕がどうしてこんな大それた決断をできたかというと、それは広告のおかげなのです。
先月のデータをみると1クリック20円×314=6280円!
クリック率は約0.3%で安定しているようだし、これなら捕らぬ狸の皮算用をしてもいいかなと思ったわけです(笑)。
そもそも広告を導入したのはインターネットビジネスの一端を覗いてみたいという僕の好奇心から。
こういう使い道ならいつも読んで下さっているみなさんに還元できますもんね。
というわけで、今後とも「Los Angeles留学日記」をよろしくお願いします。
これ、日記才人(にっきさいと)の投票ボタンです。今日からNetscape/IEどちらでもOKなばず…。 |