昼頃起き出してきて読書。
「One To One マーケティング」(クリフ・アレン、デボラ・カニア、ベス・イェッケル・著/篠原稔和、三好かおる・訳/日経BP社)読了。
これまでのメディアが得意とする「1対多数」のマスマーケティングに代わり、インターネットが可能にした「1対1」の個別マーケティングの手法を解説している著作。
内容は電子メール、ウェブ、プッシュなどの利点や問題点、新しい広告、プロモーション手法からエージェント、プライバシーの問題まで広範囲に渡っている。
素晴らしいインタラクションは息の合ったダンスのようだ。どちらがリードしているのか分からない。
本当のところ、多くの人は自分の目的にあった広告なら喜んで受け入れるだろう。
ワン・トゥー・ワンWebマーケターは、いわゆる顧客のエージェント(代理人)になる。もはや単なる売り手でなく、パートナーに近い存在といえる。
最も満足している顧客は他人に自分の体験を語りたがる。が、残念なことに、マーケターは(Web上でも従来の形でも)彼らに頼むことなど考えもしない。
対話が生まれれば、宣伝はもう必要ない。
今、アメリカで第一次全盛期を迎えようとしているe-Commerceは、こうした新しい考え方をバックボーンにしているのだろう。
近いうちに既存システムとの摩擦が生まれ、隠れていた問題点が浮き彫りになり、そして新しいビジネスモデルが生まれていくのだろうと思う。
それまではしばらくイケイケの状態が続くはずだ。
夕方、Kenshin送別会を兼ねたCSUN Japanese Student Association打ち上げ会。
ファイナル直前だというのに約15人が集まった。
Kenshin、また東京で会おうね。
その後はいつものメンバーが集まって、篠原さん帰還祝いの宴。
楽しい週末だ。
篠原さんとKenによるピーター・チャン監督インタビューは無事終了したとのこと。
うん、よかった、よかった。
ちなみに、この写真は篠原さん撮影によるものです。
そうそう、今朝アクセスしたらカウンターの数字が5並びになっていた。
なんか嬉しくて、つい画像をダウンロードしてしまった(笑)。
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