「Los Angeles留学日記」

TOP

留学総合掲示板
総合掲示板過去ログ1
10 11 12
13 14 15 16 17 18 19 20
今日はこれが英語で言えなかった1
  掲示板
L.A.いい店やれる店
掲示板
チャット
書籍版のご紹介
イン的エン屋掲示板

筆者Profile  最新版
学校選び編
TOEFL対策編
出願編
合格〜渡米準備編

渡米〜生活準備編1
コミカレESL編1
98年夏休み編1
大学院98年秋1
10 11
98-99年冬休み編1
大学院99年春1
10 11
99年夏休み1  
アメリカ大陸横断ドライブ1 
10
再び99年夏休み編1
語学学校99年秋1 
1999年12月 
2000年1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
中南米縦断バスの旅
2000年9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月
世界一周の旅
2001年9月 10月 11月 12月
2004年〜最新

留学生リンク1  
アメリカ大学リンク
Los Angeles生活便利リンク
スライドショー

CD-ROM付き書籍出版への道1
 
更新履歴1

メール

Civilian casualties update
Amazon.co.jp アソシエイト


12月5日(日)
UCLA Extensionの授業も残すところあと2回。
今週の火曜日には試験が行われることになっている。

が、毎回違うゲストスピーカーが異なるトピックでレクチャーをしているわけで、試験といっても体系だったものではないだろう。
先週の授業でも先生は「論文形式の問題は出さないよ。選択式の問題や用語の定義を試すくらいだし、特に準備をする必要はない」と言っていた。
ま、クラスメイトの9割は仕事を持つ社会人なのだから試験勉強をする時間がないというのも理解できる。
僕も今さらジタバタしてもしょうがないと割り切って、ノートを軽く読み返しておくことにしよう。

今日のL.A.は快晴!
抜けるような青空が気持ちいい。
が、僕は部屋に閉じこもって洗濯&読書。
相変わらずさえない生活してるよなぁ(笑)。

というわけで「デイ・トレーダー」(馬淵一・著/メディアワークス)読了。

著者はシアトルに住むプロのデイ・トレーダー。
NASDAQのメインコンピュータに直結した高性能端末で秒単位の株取引を行うプロの投資家だ。

日本でもインターネットを使ったオンライン・トレーディングが普及し始めているけれど、それとデイ・トレーディングは明らかに違う。
証券会社を通すことなく、マーケットメーカーと直接売買するスピードが命。
買った株を翌日まで持ち越すことはめったにない、超短期のトレーディングなのだ。

面白かったのは著者がデイ・トレーディングをまるでスポーツのようにとらえている点。
基礎的なトレーニングを積むことによってマーケットのルールを身体に覚え込ませれば勝率を上げることができる。
もちろん、相手があるわけだから百戦百勝とはいかないけれど、戦略を研究することでリスクを軽減することだできる、というのだ。

この本を読んでいると僕でも株長者になれるような気がしてくる。
あっ、その前に軍資金がないからムリか(笑)。

そういえば今朝の「報道2001」(たぶん日本より数週間遅れ)でミスター円こと榊原英資元大蔵省財務官が「アメリカはIT革命の利点をまず金融分野で活用した」と言っていた。
デイ・トレーディングなんていうのはその最たるものだろう。
データのやりとりだけで完結する金融ビジネスはIT革命で最も恩恵を受ける分野だろうから。

そして、その波はアトムを扱う物販、流通の分野にも押し寄せてきた。
マーケティングや受注システムをデジタル化することによって効率化し、いわゆるe-Commerceが急成長している。

その次に変化の波に見舞われるのがコンテンツビジネスだと僕は思う。
映画、音楽、出版、テレビ、ラジオ、ゲーム、広告など、付加価値のついたビットをどんなビジネスモデルにのせるのか?
既存メディアはこれから激しい競争に巻き込まれるに違いない。

エンタテイメントの世界は激動の戦国時代に突入するだろう。
そんな中で僕は志の高いゲリラでありたいと思うのだ。

これ、日記才人(にっきさいと)の投票ボタンです。

Previous  Next