「22日遅れの初日の出」
西暦2000年のスタートまであと○日。
初日の出をどこで見ようか計画中の方も多いと思いますが、元旦に初日の出が昇らない町があると聞いたらあなたは信じられますか?
たとえば、北米大陸最北端の町、アラスカ州バロー市は北緯71度17分に位置しているため、毎年11月18日から約64日間はお天道様を拝めません。
(つまり、今日も一日中真っ暗!)
というわけで、この町で2000年初めての太陽が昇るのは1月23日13時15分。
その上、せっかく昇った太陽がおよそ50分後にはもう沈んでしまうんだそうです。
*これだけ太陽が貴重な町の初日の出はきっと盛り上がるんでしょうね…。
「期間限定の運だめし!」
世界中でミレニアムを記念した様々なコインや切手が発行されていますが、どんなにお金を積んでも運が良くなければ手に入らないというコインがあります。
それはラスベガスのリヴィエラホテルが発行しているミレニアム記念コイン。
ホテル内に設置された「ミレニアム・カウントダウン・スロットマシーン」で獲得したコイン60個につき1枚もらえるというのが唯一の入手方法だからです。
ちなみに地元のアーティストがデサインし、自ら一つ一つペイントしたこのコイン、デザインは全部で4種類。
スロットマシンは2000年1月1日まで設置されているということです。
*これはラッキーコインとして人気がでそうですね。
「16年ぶりのライトアップ!」
Los Angelesのランドマークといえば、1923年に建てられた「ハリウッドサイン」。
高さ15m、幅135mにおよぶ「HOLLYWOOD」の文字看板は世界的に有名ですが、ミレニアムを祝う今年の大晦日午後11時半、このハリウッドサインがライトアップされることになりました。
予定されているのはエンタテイメントの都にふさわしく、レーザー光線やコンピュータグラフィックを使った華やかなショー。
ちなみにハリウッドサインがライトアップされるのはあのカールルイスが大活躍したLos Angelesオリンピック以来16年ぶりのことだそうです。
*
「2100年行きタイムカプセル」
今から25年後、あるいは50年後、あなたはどこで何をしていると思いますか?
(*私は… )
100年後は…まさか生きてないですよね。
そんな未来に向けたメッセージをタイムカプセルに詰めて2025年、2050年、そして2100年に開封しようというプロジェクトがフィジー島で行われています。
限定2万本で売りに出されているカプセルはステンレス製。
窒素を入れて密封された後、太平洋を臨むUdu pointのミレニアム記念塔で厳重に保管されます。
気になるお値段は990ドル(約10万円)。
あなた自身、あるいはあなたが指名した誰かの名前を彫った開封セレモニーへのメダル招待状がセットになっているということです。
*地元ではこのプロジェクトを西暦3000年まで継続することを決定したとか。
う〜ん、気が長いというかなんというか…。
(カプセルの写真添付してあります)
「ミレニアムは家族とのんびり!?」
日本でこれだけ盛り上がっているミレニアム。
お祭り好きのアメリカではさぞかし盛り上がっているのだろうと思いきや、意外にそうでもないというデータが発表されました。
アメリカ3大ネットワークABCの調査によりますと、「大晦日は家庭で過ごす」という人が61%。
およそ7割の人が「ミレニアムも他の年と変わらない」と答えています。
このあおりを受け、盛大なカウントダウンイベントを予定していたサンフランシスコ市やミネアポリス市では計画を大幅に縮小。
通常の3倍から4倍のミレニアム料金を設定していた航空会社、ホテルなど観光業界も大幅値下げを余儀なくされ、一部では例年より安いという現象が起きているということです。
*年末に海外旅行を計画している人にとっては逆に朗報かも!?
「あのゲームもミレニアム!」
年末年始、仲間とわいわい楽しむのにうってつけのボードゲームといえば、そう、モノポリーです!
(*モノポリー経験談などひとことあって…)
そんなモノポリーにも当然ながらミレニアムバージョンが登場しました!
普通のモノポリーとの違いは一目瞭然!
ミレニアムにふさわしく、ゲーム板が銀色の立体ホログラフィーに輝いているんです。
未来的かつゴージャスな雰囲気にマニアの間で話題騒然。
コレクターズアイテムになると早くも噂されているそうです。