朝起きると雨がしとしと降っている。
L.A.っ子は雨天のドライブに慣れていないから道路が混んでるかもしれないなぁ、と思いながらLife and Language in the U.S.: Conversation and Accent Reductionの授業に向かう。
そういえば、僕はまだ傘を持っていない。
今日のクラスはまず大統領選のcaucus(党員集会)について。
そういえばテレビでは昨日からアイオワ州でゴアとブッシュが勝ったというニュースを何度も伝えている。
グループに分かれて各自が知っている知識をシェアし、その後、順番に発表していく。
一通りのプレゼンが終わったところで先生が新聞片手に大統領選の流れについて詳しく説明しながらクラスディスカッション。
アメリカは今年1年、大統領選の話題で盛り上がるんだろう。
続いては先週の続きでタクシーの話題。
「ニューヨークのタクシードライバーには移民が多い」というトピックから、各国の移民事情について話すことになった。
「日本は基本的に移民に対して開かれた国ではなく、移民がタクシードライバーの職に就くということもまずない」
「不法、合法を問わず工場や建設現場で働くケースが多く、風俗店で働かされる女性が問題になったこともある」
なんて説明しながら、自分がいったいどれくらい日本の移民事情を把握しているか不安になる。
それに、「風俗店」は「sexual entertainment service」なんていう表現でいいのか?
先生は「ストリップみたいなとこね?」と分かってくれていたようだけれど。
アジアの国でも事情は日本とあまり変わらないらしい。
ただ、韓国や台湾では家政婦が移民の仕事になっているそうだ。
面白かったのはアメリカで建設業が移民の仕事にならない理由。
なんでも組合の力が強く、事務職ほどではないにしても待遇がなかなかいいらしいのだ。
代わりに移民の仕事になっているのが皿洗い(busboy)や駐車場、洗車場などの仕事だという。
今日はなかなか耳の調子がいいぞ。
録画した「Ally McBeal」のビデオでも見直そうかな。
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