「仕事の都合で今日の授業に行けなくなっちゃったの」
朝、クラスメイトのBarbaraからの電話で叩き起こされた。
そう、Life and Language in the U.S.: Conversation and Accent Reductionのクラスでは欠席した授業で配られた教材を友だちに頼んでもらっておくことが義務づけられている。
欠席したから宿題が分からなかったという言い訳も認められない。
そうしなかったからといってこっぴどく責められるわけではないけれど、一応それが基本ルールだということだ。
いつものように始まった雑談で面白い情報を入手。
なんでも、この週末、West Hollywoodに「Thai Town」が“公式”オープンするらしい。
L.A.にはリトルトーキョーをはじめ、コリアタウン、チャイナタウンといったアジア系のコミュニティーがあるが、今度はタイだ。
以前に一度旅行したバンコクは、なぜかホッとする猥雑さがあってお気に入りの街のひとつ。
機会があったらタイ・タウンもブラブラしてみたいな、と思う。
授業は予習のかいあって、何の問題もなく進行。
このくらいのディスカッションになら参加できるし、一部のビデオを除いてリスニングにもあまり不自由を感じない。
これが月曜日の授業でも発揮できればなぁ。
2月になったばかりだというのに今日のL.A.は春を感じさせるポカポカ陽気。
帰り道にクルマの窓を全開にして走っていたらラジオから面白いトピックが聞こえてきた。
「日本の研究者が、『うまみ』を舌のどの部分で感じるかを特定した」というニュースについて2人のパーソナリティーが話しているのだ。
「“UMAMI”ってどんな味なの?」
「豊かで深い味…。説明するのは難しいよ」
「日本料理に多く含まれてるの?」
「そうとも限らないんだ。肉や魚、それにチーズなんかにも含まれてるしね」
「テイクアウトの中華料理に“UMAMI”を振りかけたら翌日でもおいしく食べられるの?」
「そうはいかないと思うよ(笑)」
さらに突っ込まれたパーソナリティーはこんな説明をした。
「甘みは砂糖。酸味はレモン。苦みはコーヒー。そしてうまみは…」
ここで彼が挙げた野菜が僕にはかなり意外だった。
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