CSUNのCoffee Hourへ。
今日のスポンサーは日本語学科ということで寿司がふるまわれる。
コンビニの寿司みたいなものだが、寿司はやっぱり寿司。
こんなタダメシにありつけるんだからありがたい。
なぜスポンサーが日本語学科なのかというと、今学期のLanguage Exchangeのスケジュールが決まったから。
日本語を勉強したいアメリカ人や他国の留学生に告知すると同時にチューターとなる日本人を募集するというわけだ。
ビラを作ったり関係者をコーディネートしたりと実質的に動いているJSA(Japanese Student Association)会長の勝治はちょっと疲れ気味の様子。
僕も多少の経験があるから学生サークルを運営していく苦労はよく分かる。
CSUNの学生の皆さん、ぜひ盛り立ててやってくださいね。
帰宅して読書。
「ネットで儲けろ」(ジョン・ヘーゲル三世/アーサー・G・アームストロング著/マッキンゼー・ジャパン バーチャル・コミュニティー・チーム訳/南場智子日本編執筆・監修/日経BP)読了。
発行が古く(1997年10月)タイトルが俗なので後回しにしていたのだけれど、これがなかなか面白かった。
内容はバーチャル・コミュニティーの基本概念と本質、そしてそれをいかにしてビジネスモデルとして成立させるかという問題についての考察。
私たちはなぜバーチャル・コミュニティーにひきつけられるのか。それはバーチャル・コミュニティーが他の人たちと結びつく魅力的環境を提供してくれるものだからである。その結びつきは一度きりのものもあるかもしれないが、たいていの場合、相互に交流が継続し、信頼感を抱き合うことができ、物事の見方や互いの考え方を理解し合っているという雰囲気を醸しだしてくれる。これはバーチャル・コミュニティーが人間の持つ四つの基本的な欲望を満たすことに根ざして組織されるものだからだ。四つの欲望とは「興味・関心」「人とのふれあい」「幻想・非日常性」「購買・取引」である。
この他、プライバシーと参加者利便の両面を持つ個人情報管理やブランディングの重要性など、今まさに議論になっている問題をきちんと論じているのもいい。
印象に残ったのはインプレス社長・塚本慶一氏の「日本におけるバーチャルコミュニティーの原点はニフティーの『フォーラム』にある」という記述。
まだインターネットを始める前、ComNifty(当時Macでニフティーにアクセスするための定番通信ソフト)の設定に苦労しながら初めてMac関連のフォーラムに質問の書き込みをして親切な回答をもらったことを思い出してしまった。
もうあれから5〜6年は経っているんだよなぁ。
なんだかちょっとおセンチな気分なのは、ここからダウンロードしてきたこの曲がBGMに流れているからか。
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