昨夜読み始めた「新教養主義宣言」(山形浩生・著/晶文社)が面白くてなかなかやめられず、夜更かし。
今はなき「WIRED日本版」のコラム以来折に触れ読んでいるこの人の文章からは毎回かなりの知的刺激を受ける。
「景気回復のために消費税を7%に上げよう!」とか「選挙権を売ろう!〜市場制民主主義の提言」とか、一見でたらめに思える考えが彼の合理的な説明によって説得力を持ってくるのだ。
残念ながら僕の至らぬ知能では100%理解するところまではいかないのだけれど、ホント、いい仕事してるな、と思う。
というわけで、またもや寝不足でLife and Language in the U.S.: Conversation and Accent Reductionの授業へ。
前回に引き続き、テクノロジーとメディアについてのクラスディスカッションから。
話題は当然のことながらインターネットに及ぶ。
「あなたが知っている面白いウェブサイトをひとつ挙げて説明しなさい」という先生の指示で僕が取り上げたのはPriceline.com。
だが、これを英語で説明するのは思ったより大変だった。
「え〜っと、これはホテルとか航空券とかを買うのにお客さんが値段を指定するというサービスでぇ、たとえば『明日マイアミの5つ星クラスのホテルに$50で泊まりたい』というリクエストを出すでしょ? もしその条件でOKというホテルがあったら向こうからメールで通知が来るのね。リクエストを出す時点でクレジットカードナンバーを出しちゃってるからキャンセルはできないんだけど…」
オロオロ…。
こんなんで分かってもらえたのだろうか?
もっと説明の簡単なサイトを挙げればよかった(笑)。
他のクラスメイトが挙げたウェブサイトは十人十色。
リスニングの練習に役立つとNational Public Radioを推薦する人がいれば、無料電話サービスのDialpad.comがお得だと力説する人もいる。
はたまた出会い系サービスのMatch.comを推す人も。
みんなけっこう活用してるんだなぁ。
Marcela先生のオススメはDave's ESL Cafe。
その名の通り英語を勉強する外国人とESL教師のためのサイトだ。
ちょっと見ただけだけれど、発音、イディオムからスラングまで一通りのコンテンツが揃っていてなかなか面白い。
Real PlayerでDave先生の声が聞けると書いてあったのでクリックしてびっくり。
なんとDave先生はCSUNで教えているというではないか。
僕はまったく知らなかったけれど、CSUNじゃ有名人なのかな?
今日はカリフォルニアでも投票が行われる大統領予備選のスーパーチューズデー。
テレビでは朝から関連のニュースを忙しく伝えているけれど、なんだか遠い感じ。
だって馬券の買えない競馬じゃやっぱり盛り上がれないよなぁ(笑)。
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