「Los Angeles留学日記」

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4月12日(水)
久しぶりに落ち着いて部屋で読書。
このところなんだかんだと時間がとれず、読むべき本がたまってしまっている。

まずはBusiness2.0(4月号)。

「Divide and Conquer?」(155ページ)。
ウェブサイト立ち上げ時のマーケティング戦略についての記事。

ブランドを確立するのにコカコーラは22年、マクドナルドは15年かかったが、AOLは5年、Yahoo!は2年と、その期間はどんどん短くなってきている。
ある調査によれば新興ドットコム企業は12〜18ヶ月でブランドを確立する必要があり、そのために必要な宣伝費用は5000万〜1億ドルにのぼるという。

続いて「Value of a Bundle」(183ページ)。

インターネット上の「情報」は無料というのが相場だけれど、関連情報を使いやすいように1カ所にまとめる“パッケージ化”によって有料でも成り立つ可能性があるという。
成功例は月額$22のAOLや年額$59のThe Wall Street Journal。
筆者はYahoo!やExcite、Lycosのようなポータルサイトも将来は有料サービスを始めるだろうと予言している。

そして「Boom or Bust」(192ページ)。

ここ数年のインターネットブームによってアメリカ社会に起きつつある経済的価値観の変化をまとめた大特集。
大きくまとめると、

「起業家に対する評価の高まり」
「ベンチャーキャピタルによるハイリスク投資の近代化、合理化、短期化」
「豊かさの源はイノベーションにあるという考え方の浸透」

3つともずっと前からアメリカにあったんじゃないかという先入観をもっていたのだが、どうやらそうではないらしい。
日本にも同じような価値観の変化の波が押し寄せつつあるのだろうけれど、定着するかどうかはちょっと疑問なような気がする。

最後にThe Industry Standard(4月10日号)から「Got Camera?」(98ページ)という記事。
才能あるアマチュアの作品を募集、育成し、ハリウッドの映画業界に送り込むEveo.comというサイトを紹介している。

Eveo.comが募集しているのは3分以内のショートフィルム。
募集要項に該当していれば誰でも応募が可能。
ウェブサイトで公開された作品を誰かが見るたびに5¢が支払われ、人気作品はデジタル権を$750で買い取った上でテレビ局や他のサイトに売り込んでくれるという。
実際の作品になってはいなくてもアイデアは持っているという人のために脚本、絵コンテの書き方や著作権フリーの音源情報、さらには機材や制作資金の調達法まで用意されているとか。
まさに至れり尽くせりで、ウェブサイトのオープンから1ヶ月で500以上の作品応募があったらしい。

これまでにも様々なスタイルのオーディションがあったけれど、誰もが同じ土俵で自由に表現できるインターネットは、才能発掘における新たな鉱脈になり得るのかもしれない。
便所の落書きもあるかもしれないが、一方でダイヤモンドの原石も眠っている。
だとすれば、問われるのはそれを発掘する側の眼力だと思うのだ。

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