バッテリーが上がってしまった愛車のエンジンをかけるためのケーブルを探しに近所のディスカウントストアTargetへ。
ところが、ケーブルは売り切れで、代わりにこんなものを発見した。
その名も「Start It」。
家庭用電源から充電しておけば、いつでもどこでもジャンプスタートできるという簡易バッテリー。
$69.99となかなかいいお値段だが、これで不安が解消するのならまあ悪くあるまい。
とりあえずこれでエンジンをかけてKondo Motorsへ。
点検の結果、バッテリーが特別放電している気配はなく、あえていえばオルタネーターがやや弱っているのが気になるという診断だった。
オルタネーター交換の見積もりは、純正品で$260、社外品で$160とのこと。
ううっ、この出費は痛い。
僕がよっぽどつらそうな顔をしていたのだろう(笑)、社長の近藤さんは「とりあえず今は充電できているわけだし、もう少し様子を見て本当にダメそうだったらそのときに交換するということでもいいんじゃない?」というアドバイス。
ありがたくその助言を受けることにした。
というわけで、アパートに帰ってきてThe Industry Standardのリーディング。
まずは4月10日号から「Out of Site」(297ページ)という記事。
単純なe-Commerceや広告収入に頼ったウェブビジネスは時代遅れになりつつあるという。
ウェブサイトをコントロールする力は企業から個人ユーザーに移りつつあり、各ユーザー向けにカスタマイズできるページを用意することが重要らしい。
モバイル・ビジネスのことをm-businessという表現を初めて見た。
続いて4月3日号。
「Flashing the Finger in Japan」(45ページ)
携帯に電話がかかってくると光る日本製付け爪の紹介。
日本では570万人が携帯電話経由でインターネットを利用し、携帯電話収納ポケットの付いたスーツやブーツまで売られていると説明している。
「Publish Online Or Perish?」(60ページ)
腰が重かった出版業界がいよいよ本格的にインターネット進出し始めた、という記事。
Stephen Kingのインターネット独占小説が1日40万部ダウンロードされたというニュースをきっかけに、著者と出版社と書店の境目があやふやになってくる現状をレポートしている。
「The Content Quandary」(88ページ)
技術系には気前よく投資するベンチャーキャピタルがなぜオンラインコンテンツに投資しないのか、というリードにつられて読み始めたのだが、全部読んでもはっきりした理由は分からなかった(笑)。
要するにハリウッドは受け身だし、リスクも高すぎるということなのかな。
「Moving The Pennysaver Online」(106ページ)
Tripodを設立した若き成功者Bo Peabodyが次に立ち上げた地方都市のローカル・メールニュースStreetmailレポート。
発行部数は数千部と少ないけれど、読者からのレスポンスは抜群に高いのだという。
「What's on The Web Tonight?」(108ページ)
ウェブ上でビデオを配信するCenterseatのビジネスモデル分析。
同業他社が苦労している中、ここが順調に利益を上げているのは、まずオンライン以外のところからビデオ制作を受注し、コストを回収しているから。
つまり、ウェブに載せるのは2次利用だからコストがかからないのだ。
ワンソースマルチユース、いわゆる使い回しの典型ですな。
いずれにしても著作権をしっかり押さえているところが強いということだろう。
ふぅ、久しぶりに英語を読み倒した〜っていう感じ。
耳の訓練にもなってくれればと、一応、音読している。
毎日これくらい読めればいいんだけどな。
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