Life and Language in the U.S.: Conversation and Idiomsの授業を無難に乗り切って、帰宅後、BSテレビの企画書書き。
が、けっこう集中しているつもりなのに、遅々として筆が進まない。
何か参考になる資料はないかと一時帰国時に買い込んだ本の中から「メディアショック2 〜デジタルがテレビを変える」(千田利史・著/電通)を見つけ、一気に読んでしまった。
広告業界からの問題提起だが、テレビのデジタル化に伴う変化の方向性が整理してまとめられていて分かりやすい。
特に面白いなと思ったのは、コンテンツの双方向化について論じた部分。
なんでもかんでも双方向にするというのは、ちょっとやりすぎというか、これは作るほうも送るほうも大変だけれど、見ているほうだって大変で、テレビというのは、これは細かいところでは僕は異論があるんですけれど、あくまで受動的なもので、ゴロッと寝転がって気楽に見ているものだということは確かにあると思うし、今後ともメディア接触の態度の基本としてはそう変わらないだろうと思うんです。
そりゃ、そうだろう。
なんでもかんでも双方向化したら見てる側だって疲れてしまう。
マルチシナリオのドラマをクリックしまくりでストーリー分岐していったら、そのうちなにがなんだか分からなくなって混乱してしまうかもしれない。
だが、一方で、情報番組とかスポーツ中継だったら、もっと詳しいお店の情報とか選手の詳しいデータがメインコンテンツをより奥深くしてくれるだろう。
視聴者参加型のクイズ番組やプレゼント企画などは双方向化によってより楽しくなる。
要は、双方向化にふさわしいコンテンツと、そうでないものをよく考えなければならないということだ。
ふぅ、さらに考えなきゃいけない要素が増えちゃったかな(笑)。
さて、もうひと頑張りするか。
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