Online Marketing for the Entertainment Industry: An Introductionのテストに備えて勉強。
授業で配られた「Web marketing and advertising terms」という用語集に目を通す。
今回のテストは、たとえば「Affiliate marketing」「CPM(cost per thousand)」「Pay-per-click」といった用語の定義を書かせる短答式のもの。
日本語での概念はほぼ分かっているので、僕にとっては暗記というよりむしろ英作文のテストみたいなものだ。
前回のテストでは6問中5問正解できたので、ちょっと楽観的な気分もある。
一通り勉強したところでThe Industry Standardのリーディングにとりかかる。
ちょっとサボっている間に新しい号が2冊も届いてしまっているのだ(笑)。
Business2.0の5月号も届いちゃったから少しペースを上げないと…。
「The New Paper Chase」(4月17日号・117ページ)
これまで出版社が雑誌のウェブサイトを作ることは多かったが、最近は逆に、Nerve(H系)、Expedia.com(旅行予約)などウェブサイトから派生した雑誌創刊の動きが出てきているという記事。
ウェブ上の課金には抵抗がある読者も紙の雑誌にならお金を払ってくれるし、記事はウェブサイトからの転載だから余分なコストは最低限で済む。
ウェブと雑誌の連動キャンペーンで広告収入アップを見込んでいるという。
5月1日号の大特集は「The Net 21〜The most influential people in the Internet Economy」(197ページ)。
この中の「最も有力な投資家」にソフトバンクの孫正義社長が選ばれていた。
記事によればナスダック・ジャパンの創設が評価されているようで、アメリカ人投資家の日本市場への注目度がよく分かる。
今日はなかなか速読の調子がいい。
英語の雑誌を読むときは「何を読むか」より「どの記事を読まないか」の見極めが重要だったりするのだが、やっとそのペースがつかめてきたような気がするのだ。
同じ雑誌を継続して読むことで、記事の配置が飲み込めてきたというのも大きいのだろう。
リードにサッと目を通して「これは僕の興味から外れている」という判断が下せるようになりつつある。
この調子がずっとキープできるといいのだけれど…。
さ〜て、もう1回勉強してテストに臨もう!
授業から帰ってきたら結果を報告しますね。
というわけで、Online Marketing for the Entertainment Industry: An Introductionの授業へ。
試験問題は「Beyond the banner」「Click stream」「Run-of-site」「Targeting」「Impression」の5つだった。
5問中3問はバッチリだし、残りの2つも部分点はもらえるだろう。
ま、こんなもんかなぁ。
今日の講義はまず「Viral Marketing」について。
いわゆる「クチコミ・マーケティング」だ。
講師のWinder氏によると、最近、数百バイトから数メガバイトの動画やゲーム、アニメーションファイルがプロモーションに使われ始めているという。
面白くて友だちに配りたくなるファイルがメールに添付されて広がり、見た人を目的のウェブサイトに誘導する。
Winder氏が見せてくれた見本は確かによくできていて、ついクリックしたくなる。
日本でも広域帯インターネットと常時接続が普及すると、こういう手法が出てくるんだろう。
今日のゲストスピーカーはオンラインマーケティング会社beFreeのDana Ehrlich氏。
PowerPointのプレゼンテーションを使ったAffiliate Marketingについてのレクチャーだ。
ビジュアルがあると理解しやすくて助かる。
Affiliate Marketingとはe-Commerceにおける提携マーケティングのこと。
他のウェブサイトにも窓口を用意して販売機会を増やそうというやり方だ。
もちろん、手数料を支払わなければならないが、それでも普通のバナー広告より顧客獲得コストは安上がりだという。
販売に結びつかなければ手数料を支払わなくても済み、知名度向上には寄与する。
具体例を挙げたレクチャーは分かりやすく、これまで漠然としか理解していなかった仕組みがバッチリ理解できた。
せっかくホームページを持っているのだから習うより慣れろで、自分でも実践してみよう!
ということで、これはAmazon.comの提携プログラム。
大手ポータルサイトじゃない個人ページでも参加できるというのが面白い。
誰かがここで検索して本やビデオやCDを買うと、僕に手数料が5%支払われるという仕組みになっているらしい(誰か、買ってみて下さい(笑))。
ところで、これってもしかして、自分で買えばいつでも5%割引になるっていうことなのだろうか?
(規約をしっかり読んでないのがバレバレ(笑))
だとしたら、日本の書店も早くこういうのやってくれないかなぁ。
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