在ロス・アンジェルス日本国総領事館から在外選挙のお知らせが郵送されてきた。

そう、去年の5月、パスボートの申請のついでに在外選挙人登録をやっておいたのだ。
僕にとって選挙の思い出といえばテレビやラジオの選挙特番。
各局が同じ時間帯に横並びで同じテーマを扱うということは(それ自体の善し悪しは別にして)、純粋に内容の勝負になる。
刻々と進む開票につれ構成をフレキシブルに変えながら進行するスタジオは、まさに生放送の真骨頂。
ホントはCMの間のドタバタを見せた方が面白いんじゃないかと思うほどだ。
実のところ僕は典型的な無党派層の1人なのだけれど、「馬券を買わずに見る競馬ほどつまらないものはない」わけで、けっこう投票所には足を運んでいた。
アメリカに住んでいてもできるなら投票したいなぁ、と思っていたのだ。
ところが、書類をよく読んでみると、在外選挙はかなりめんどくさい手続きが必要なのだということが発覚。
在外選挙人登録をしたからといって投票用紙が自動的に送られてくるわけではないのだ。

まず「投票用紙請求書」に必要事項を記入し「在外選挙人証」と一緒に日本の選挙管理委員会に郵送。
それでようやく投票用紙が送られてくるという。
在ロス・アンジェルス日本国総領事館では在外公館投票はやっていないので、それをもう一度日本まで送らなければならない。
しかも、送付費用は2回とも本人持ちだ。
本人確認を厳密にしなきゃいけないという事情は理解できるけれど、なんだか敷居が高いなぁ。
アメリカに来てから2回目の国政選挙。
今回はインターネットの速報もかなり充実してくるだろうし、リアルタイムで開票を楽しもうと思っていたのに。
う〜ん、どうしよっかなぁ…。
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