「Los Angeles留学日記」

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9月1日(金) Panama City(パナマ)

午前9時起床。
同じ町に2泊するのはMexico City以来のこと。
中1日たっぷりあるというのは肉体的にも精神的にも楽でいい。
だが、L.A.を出発してから明日でちょうど2週間。
秋学期が始まるまでに帰るためには後半ものんびりはしていられない。
南米の観光はナスカやマチュピチュのあるペルーに絞り、あとはどんどん移動しなければならないだろう。
ホント、中南米は地図で見るのでは想像がつかないほど大きいんだなぁ。

というわけで、今日はまず南米の入り口コロンビア行きの航空券を買いに行く。
パナマとコロンビアは陸続きとはいえ間に道らしい道はなく、治安の面でも危険なジャングルが両国をはさんで横たわっている。
ここまで陸路にこだわってきた僕も、さすがにそんな地域を歩く根性はない。

英語が通じそうなところということで、市街の中心にある5つ星ホテルEl Panamaの中に入っているAtlantis Toursという旅行会社へ。
案の定、英語の流暢なお兄さんがいて親切に接客してくれた。

コロンビアの首都ボゴタ行きの便を調べてもらうと、なんと午後6時50分と7時30分の便しか空席がないという。
南米の中でも危険なイメージのあるコロンビアに着くのが夜になってしまうのは不安だが、それしかないのならしかたない。
いざとなったら空港近くの安全なホテルに泊まればいいやと6時50分パナマ発アビアンカ航空61便のチケットを発券してもらう。

買ったばかりのチケットをしまったバックパックに鍵をかけ、小雨の中再び市内を歩き出す。
パナマに連泊した目的はパナマ運河を見に行くこと。
市内から6kmのところにあるミラフローレス水門まではバスが出ているらしい。

30分ほど歩いてバスターミナルに到着。

周辺ではちょうど何かのデモが行われていて、武装した機動隊が道路を警戒している。
まったく物騒だなぁ。

ターミナルの窓口で「ミラフローレス?」と聞き教えてもらったParaiso行きのバスに乗る。
運転手さんにも確認したからこのバスが水門まで行くのは間違いないのだが、特に車内アナウンスがあるわけでもなく、どこで降りたらいいか分からない。
隣の席のおばちゃんが「次で降りるのよ」と教えてくれなければ乗り過ごしていたかも。
親切な人でよかったなぁ。

ミラフローレスのバス停にはこんな看板が1つあるだけ。

意外に地味なんだなぁ。

ここからさらに歩くこと10分で水門に到着。

ここが太平洋と大西洋を結ぶ海運の要所か。
そういえば子供の頃に何かの本で「太平洋と大西洋は海面の高さが数センチ違う」と読んだ記憶がある。
もしこの水門が全部開いちゃったら水はどちらか一方に流れてしまうのだろうか?
まさかね…。

ベンチに座って30分待ったが船は来ない。
敷地内の建物で上映された英語版解説ビデオを見て、さらに30分待ったが船は来ない。
10人ほどいる観光客もヒマそうに水面を眺めている。
船が来なければ世界のパナマ運河もただの水路。
う〜む、どうやら日頃の行ないが良くないらしい(笑)。

「しかたない、帰るか」
タクシーの客引きを振り切ってバス停へ。
しかし、ここでも30分待ったがバスは来ない。

「プッ、プー!」
バスを待つ僕の後ろでクラクションの音がする。
「だから、タクシーには乗らないっつうの!」と振り向くと、なぜかそこにはさっき航空券を発券してくれた旅行会社のお兄さんが車から手を振っている。
なんでも運河見学ツアーのお客さんを連れてきたところでこれから市街へ帰るところなのだという。

「乗って行くかい?」
「ありがとうございます!」
う〜む、日頃ちょっとはいいことをしているのかもしれない(笑)。

バスターミナルのあたりで降ろしてもらい、再び町を歩き出す。
パナマは日差しこそ強くないが湿度が高く、すぐにTシャツが汗でグッチョリになる。
道端で休んでいると、目の前に日の丸を掲げた建物を発見。

そう、日本大使館だ。

手元の「地球の歩き方」によればここで数日遅れの日本語の新聞が読めるらしい。
よし、喫茶店代わりに使ってやろう。
入り口でパスポートはチェックされるものの、簡単に入れてもらえた。

ところが閲覧できる最新の新聞は8月20日付。
12日も前のものだ。
インターネット時代なのにパナマに新聞が届くにはそんなに時間がかかるのか。
日本からの距離を感じるなぁ。
結局僕は、汗が引くのを待ってそそくさと大使館を後にしたのだった。

パナマの町を歩いていて一番目に付くのはローカルバス。

目がチカチカするほどペイントが派手なのだ。
これが時には5〜6台も連なって走っているのだから楽しい。

足が棒になるまで歩き回って、夕食はホテルの近くの日本料理店へ。
中米縦断達成を祝って1人でカツ丼を食べる。
久しぶりに食べる日本米のおいしさよ。
少しだけホームシック気味かもしれない。

いよいよ明日は南米コロンビアに突入!
電話のあるホテルに泊まれるたびに日記を更新したいと思っています。
応援メールをいただいたみなさん、どうもありがとうございます。
返事はなかなか出せませんが、とても勇気づけられています。
今後ともよろしくお願いします!

<今日の支出>
パナマ-ボゴタ航空券 US$169
ローカルバス代 50C
カツ丼 US$9.50

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