午前8時起床。
今日は夕方の飛行機で移動するだけなのに早く目が覚めてしまった。
のんびりシャワーを浴び、ガイドブックを繰り返し熟読。
だが、「地球の歩き方」のコロンビアに関する情報はちょっと弱い。
特に首都ボゴタのページは旧市街の地図しかなく、ホテルリストも超高級と安宿の両極端だ。
夜遅く到着して治安の悪い旧市街を安宿探しでうろうろするのはできれば避けたいんだよなぁ。
とりあえずインターネットで新市街の中級ホテルを探し出し、住所をメモする。
昼過ぎにホテルをチェックアウト。
空港まではローカルバスで2時間、タクシーで1時間弱。
値段も時間もその中間の乗合いタクシーはないか大きなホテルのベルボーイに尋ねてみると、「普通のタクシーも乗合いタクシーも大して変わりませんよ」との返事。
「私がタクシーを拾って料金交渉もしましょう」
宿泊客でもない僕に親切にしてくれた彼に感謝。
さすが5つ星ホテルは違う(笑)。
このタクシーがなかなかよかった。
陽気な運転手さんは海岸通りを走ったかと思うとコロニアル風住宅地を抜け、遺跡やはたまた競馬場の横を行く。
ちょっとした市内観光気分を味わえたのだ。
これでUS$20なら悪くない。
トクメン空港は国際空港にしては小ぢんまりしている。
 
それもそのはず、発着便が1時間に1〜2本しかないのだ。
飛行機が飛ばない時間には構内のエスカレーターが止まってしまうのどかさ。
その割に免税店だけはやけに充実していたけれど。
パナマの出国手続きはまったく問題なし。
僕は2週間かけて縦断した中米を後に午後6時50分発アビアンカ航空61便で南米コロンビアへ向かったのだった。
コロンビアのボゴタ空港に到着したのは午後9時。
僕のパスポートを見た入国審査官はいきなり、「ハポン(日本のこと)?ピカチュー、ピカピカ!」とおどけてみせる。
なんだよ、いったい(笑)。
とにもかくにも無事入国できたのはいいんだけど…。
空港出口は迎えの人やタクシーの客引きでいっぱい。
まずは人ごみを抜け出し、ATMで当座必要になるコロンビアペソを引き出す。
グルッと回ってみたがツーリストインフォメーションは見当たらず、ホテルの情報を入手するのは絶望的だ。
やっぱりなぁ。
しかたなく朝調べた住所メモを片手に料金交渉し、タクシーでホテルに向かう。
運転手さんはカーラジオから流れてくるコロンビア対チリのサッカー中継でエキサイト!
そういえばもうすぐオリンピックも始まるんだなぁ。
南米の国はやはりサッカーで盛り上がるんだろう。
20分ほど走って到着したホテルは値段の割に清潔で部屋も広い。

まったくインターネット様々だ。
今日は移動しただけなのになぜかぐったり。
早めに寝て明日に備えよう。
<今日の支出>
ホテル代(2泊・税込み) US$77
電話代 US$4.98
マルボロ US$1.25
パン&ジュース US$3.25
タクシー代(ホテル-パナマ空港) US$20
パナマ出国税 US$20
キャメル1カートン(免税店) US$8
タクシー代(ボゴタ空港-ホテル) 15000コロンビアペソ
ホテル代 50000コロンビアペソ
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |