バスは午前8時半、アレキパのバスターミナルに到着。
標高2380メートルのこの町はアンデスの山々に囲まれ、ターミナルからも頂上に雪を頂いた山を見ることができる。

その割には寒いというほどではなく、日差しが心地よい。
さっそく次の目的地クスコ行きのバスを調べると、一番早い便でも午後4時半。
8時間もあるから市内散策と行こう!
タクシーでセントロへ。

アレキパの中心街にはこのカテドラル以外に高い建物がなく、開放的な雰囲気がある。
アルマス広場のベンチに座っていたら、男女2人組のツーリストポリスが「荷物から目を離さないでね」と声を掛けてくれた。
やがて、吹奏楽団の演奏が聞こえてきて、広場の周りを数百人の人が整列して行進し始めた。
 
日曜日だし、おそらく教会関係のイベントだろう。
僕はそれが何なのか分からないままずっと見ていた。
お腹がすいたので広場裏のカフェでブランチ。
ペルーの名物料理セビッチェとコカ茶をオーダーする。

セビッチェとは白身魚やタコなどの魚介類をレモン汁のマリネにしたもの。
疲れた身体にこの酸っぱさがしみいる。
アレキパ発クスコ行きのルートはアンデス越え。
夜行バスには防寒着が必需品だ。
これまではTシャツとトレーナーでなんとかなってきたけれど、今夜はそうはいくまい。
ということで、ターミナルのショップでジャケットを1枚購入。
これでなんとかなるだろう。
 
Romeliza社のバスは座席指定こそあるものの、シートはお世辞にも快適とはいえなかった。
舗装されていないアンデスの山道でバスが跳ねるたび、僕のデリケートなお尻も座席の上を飛び跳ねるのだった。
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