UCLA Extensionから明日の授業の教室変更の電話がかかってきた。
前回の失敗をくり返さないようにしつこく内容を確認し、さらにウェブサイトでも新しい教室を確認。
今度は大丈夫…だと思う。
安心したせいか、この2週間の"English week"の間封印していた日本語の活字につい手を出してしまった。
で、「ガズーバ!」(大橋禅太郎・著/インプレス)読了。
アメリカでGazoobaというバイラルマーケティング会社を立ち上げた日本人起業家の創業記。
魅力的なアイデアと行動力さえあればベンチャーを立ち上げるのはそれほど難しくないと言われるシリコンバレーの資金・人材供給システムがよく分かる。
なにしろ、技術者やデザイナーなどの専門職はもちろんのこと、企業の代表たるCEOまで社外からプロフェッショナルな人材を活用することができるというのだ。
そりゃ、雨後の筍みたいにドットコム企業が生まれるわけだよなぁ。
そんな中で興味深かったのはディシジョン分析の博士号も持つというあるベンチャーキャピタルの言葉。
ディシジョンというのは本質的に不確定要素(Uncertaintitiy)が含まれる。チョイスをするなら論理的にどちらがよいか決められるが、ディシジョンというのはそれが正しいかどうかは決めたときにはわからないのだ。
企業経営ほどシビアでなくても、日常生活の中で意思決定を迫られる場面はたくさんある。
そして、「それが正しいかどうか決めたときにはわからない」のは規模の大小に関わらず同じだ。
“根拠もなく信じる”ことは最小限にしたい、と僕は思う。
でも、自分の決定を結果的に正しいものにするための努力は最大限したいと思うのだ。
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