Making the Transition: A Guide to Interactive Media and the Internet for Entertainment Professionalsの初授業。
Austin Digital Media ConsultingのPresident、Chaz Austin氏が講師を務めるクラスを受講するのは去年以来だが、本人とは先々週のクラスにゲストスピーカーで来たときに会ったばかり。
イケイケドンドン的でエネルギッシュな人が多いドットコム業界にあって比較的冷静なものの見方をするAustin氏に僕は好感を持っている。
まずは第1回目の授業のお約束、シラバスの説明に続いて自己紹介タイム。
今回も20世紀FOXのDVD担当マーケッターからSunのプログラマー、エンタテイメント専門の弁護士まで多士済々。
この教室にいる人間だけでエンタテイメント系ドットコム企業ができちゃうんじゃないかと思うほどだ。
毎回思うことだけれど、そんな人たちが昼間の仕事を終えてから学びに来られる環境はいいよなぁ。
みんな、残業しないのかしらん?
第1回目ということでゲストスピーカーもなく、Austin氏のレクチャーも概論めいた感じ。
そんな中で印象に残ったのはNapsterについての意見。
「音楽業界はMP3やNapsterに反対しているけれど、新しい技術に消極的なのはエンタテイメント業界の悪い癖だ。かつて映画業界は家庭用ビデオの登場に大反対したけれど、今はレンタルビデオが彼らの重要な収入源になっている。Napster的なものも絶対になくならないよ。エンタテイメント業界はインターネットをショウーケースとして活用できるはずだ」
僕もそう思う。
そして、その活用法は意外に早く決まって定着するんじゃないだろうか。
参考資料として配られたAustin氏によるDigitrends誌への寄稿もじっくり読んでおこうと思う。
「明後日の夜7時からUSCで『Integrated Television and Internet Content』というイベントがあるんだけど、パネリストの顔ぶれも豪華だからおすすめだよ」
実は、このイベントについてはPlanetKidsのプロデューサー西村義明さんからメールで教えてもらっていてぜひ行こうと思っていたのだ。
司会のCelia Pearce氏は去年の授業にゲストスピーカーとして来たときに興味深い講義をしてくれたことが印象に残っているし、なんといっても無料というのがいい(笑)。
かなり楽しみだ。
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |