Pronunciation and Speech Improvement for Foreign-Born Professionalsの授業。
まずは前回の授業でやった[th]の発音の復習から。
復習自体は悪くないのだけれど、配られた[th]単語リストは「this」とか「father」といった基本単語ばかり。
それらを使ってストーリーを作れ、なんていう課題をやっていると中学生に戻った気分でちょっと情けなくなってくる。
[th]といえば、先週の授業で指摘された「with」。
ネイティブの友人に確認すると濁らない[]だと言うし、goo英和辞典ページで何度聞き直してもやはり無声音にしか聞こえない。
ということで、やっぱり原則は「ウィス」と発音するのだろう。
続いては僕の中で懸案になっている[]と[]の練習。
いつものようにヘッドフォンをかぶってテキストの例文を何度もくり返し発音する。
僕は特にいまひとつものにできていない[]の方を念入りに。
usual、occasionally、conclusion、decision、Asia…。
先生は「だいぶよくなってきたわよ」というけれど、自分では全然納得できない。
「massage」と「message」の「ge」を聞き分けるまでの道のりはまだまだ遠そうだ。
続いて先生が「次のは特にアジアの人たちにとって難しい発音だからよく聴いてね」という。
その発音とは[dz」。
「needs」「words」「worlds」「sides」の下線部分だ。
テキストにも「中国語、韓国語、日本語、カンボジア語、ベトナム語が母国語の生徒は要注意」という記述がある。
たとえば、「size」と「sides」はどちらも「サイズ」と発音してしまいがちだが、前者は[z]、後者は[dz」。
[d]が入ることで微妙な違いがあるというのだ。
が、僕にはほとんど同じにしか聞こえない。
先生がかなり極端に発音してくれてようやく「ちょっと違うかな」と思うくらいだ。
そんな僕がその違いを認識できたのは、同じ違いを無声音で説明してくれたときのこと。
「rice」と「rights」は[s]と[ts]。
「ライス」と「ライツ」の違いははっきり分かる。
これを同じ口と舌の動きのまま有声音にしたのが[z]と[dz」なのだ。
な〜るほど。
違いはなんとか分かったものの、それをきちんと発音し聞き分けられるかどうかはまた別問題。
僕は帰りの車の中で「size」と「sides」を何度も何度もくり返したのだった。
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