Making the Transition: A Guide to Interactive Media and the Internet for Entertainment Professionalsの授業も残すところ今日を含めて2回。
ということで、期末試験が行われた。
問題は用語定義などの短問式と4択の選択式がほとんどで全50問。
今回もまた問題用紙をもらってきたので、抜粋してご紹介しましょう。
7. It's a medium whose infrastructure is hierarchical and centralized. Name it.
(階層的で中央集権的な構造を持つメディアを挙げよ。)
13. What does Napster do and why is it controversial?
(ナップスターとは何か? なぜ議論になっているのか?)
16.Traditional entertainment is essentially ________ in nature.
(伝統的なエンタテイメントは本質的に ________ である。)
A. active(能動的)
B. passive(受動的)
C. educational(教育的)
D. None of the above(その他)
27.Why is the Internet unlike the mass media that preceded it?
(インターネットが既存メディアと異なるのはなぜか?)
38. What's the primary reason the CD-ROM business failed as a mass consumer business in the mid-1990's?
(1990年代中盤にCD-ROMが消費者ビジネスとして失敗した最大の要因は何か?)
もちろん、授業で議論になったことが中心ではあるのだが、問題の半分くらいはインターネット一般に関する知識テスト的な内容。
一部は去年の問題を使い回ししているので楽勝だった。
自己採点による正解率は90%。
これなら単位もバッチリだろう。
リンクを張るために去年の試験日の日記をチェックしたら、「自信を持って答えられたのは全体の6割くらい」という記述を発見。
そんなことはすっかり忘れていたので新鮮な感じがする。
こういうのは日記をつけている醍醐味だよなぁ。
どうやらこの1年で僕も成長しているらしい(笑)。
後半はゲストスピーカーにeHobbiesの創業者COO、Brent Cohen氏を迎えてのディスカッション。
「今日は社外秘をいっぱいしゃべるからテープレコーダーは勘弁してね(笑)」とあいさつした彼は、去年の10月に立ち上げたeHobbiesの設立から現在までの経緯を語り始めた。
なぜホビーという市場を選んだのか、どうやってベンチャーキャピタルからの投資を受けたのか、どうやってアクセスを増やしたのか、なぜ「働いてみたい企業トップ10」に選ばれたのか、株価急落で状況はどう変わったのか、今年の年末商戦にどんな戦略で臨むのか、などなど。
特に株価急落後、従業員を解雇しなければならなかったあたりの話は涙なしには聞けない大迫力だった。
「資金が尽きかけたときは『なんでこんなことやってるんだろう』って思ったよ」
「どんなビジネスもタフであることは変わらないよ」
この1年、ドットコム企業の淘汰を生き抜いてきたビジネスマンのホンネだと思う。
今年もクリスマス商戦を前にドットコム企業のテレビ・ラジオCMを見聞きする季節になった。
しかし、その裏側では今日もきっとこうしたドラマがくり広げられているんだろうなぁ。
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