来週からの一時帰国に向けて、日本の知人にメール攻撃。
今回はインターネット関連以外にも12月から始まったBSデジタルの制作状況など、テレビ・ラジオ関係者が双方向コンテンツについてどう考えているか意見交換してきたいと思っている。
みんな年末年始の特番シフトに入っていて忙しそうだが、とりあえずBSデジタルテレビの現場とインターネットラジオのスタジオを覗かせてもらう約束は取り付けた。
それに京会席ディナーの予約も1件。
あとは東京に帰ってからどれだけタダメシをねだれるかが勝負だ(笑)。
というわけで、Pronunciation and Speech Improvement for Foreign-Born Professionalsの授業へ。
休講の穴埋めで今週と来週は授業が2回ずつあるのだ。
今日は一昨日に続いて母音の練習。
まずは[i:]と[i]の違いについて。
ヘッドフォンをかぶってテキストのこんな例文をくり返し発音する。
I don't want to sleep.
I don't want to slip.
That's a high heel.
That's a high hill.
基本的にはカタカナの「イー」と「イ」でOKなのだけれど、[i:]は唇を横に広げ舌が張る感じ。
[i]は少しニュートラルで「エ」に近い感じだろうか。
以前、日本語を勉強しているアメリカ人に「日本語の発音で何が特に難しい?」と聞いたことがあるが、彼らが口を揃えて答えたのは「長音(伸ばす音)」だった。
たとえば「ちょっと」と「ちょうど」の区別が難しいのだ。
「社長さん」が「シャチョさん」になってしまうのもそういうことに違いない。
もしかすると英語には「長音」という概念がないのかもしれない。
だから[i:]と[i]の違いを説明する英語もなんだかややこしいのだろう。
そこに「有声子音の前の母音は長く発音する」の法則が加わるとさらにややこしくなる。
短← bit - beat - bid - bead →長
この4つの単語(真ん中の2つ)の母音の長さの順は今でもピンとこない。
「ビッド」の方が「ビート」より長いだなんて…。
続いては[ei]と[e]の違いについて。
The rain made her wait.
The rain made her wet.
Where's the paper?
Where's the pepper?
これまた基本的には「エイ」と「エ」の違いだから、それほど難しくはない。
と思っていたら先生に思わぬ点を注意された。
「あなたの[e]は[]に聞こえることがあるから気をつけなさい」
おおっ、これは意外だ。
一番苦手だと思っていた[]を無意識に発音していたとは(笑)。
うむ、意識して練習しなきゃ。
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