さぁて、今日から新学期。
張り切って行こう、と思ったら「Digital Strategies Hollywood Styleの授業は22日からに変更されました」という通知が来ていて、ちょっと拍子抜け。
ま、気分を勉強モードに切り替えるにはちょうどいいかもしれないかな。
というわけで、一時帰国中に録画してあったドラマ「FRIENDS」のビデオを見てリスニングのリハビリ。
確かに英語のカンは鈍っているものの、予期していたほど悪くはなく、ホッと一安心だ。
もちろん今学期の授業も英語「で」勉強するのだけれど、残り時間の少なさを考えると、英語「を」勉強する余裕はないような気がする。
限られた時間を最大限活用するためには母国語である日本語の方が圧倒的に効率的だから。
で、留守中にたまったThe Industry StandardやInter@ctive Weekを後回しにして日経ネットビジネスに目を通す。
さらに「経験経済 エクスペリエンス・エコノミー」(B.J.パインII+J.H.ギルモア著/電通「経験経済研究会訳/流通科学大学出版)読了。
単なる商品やサービスに代わって感動的な「経験」を顧客に与えることこそ新しい価値の創出だと説く著者の主張は先学期の授業で取り上げられた「伝える技術」にも通じるところだろう。
これまでのビジネスが「戦略・ターゲット・シェア」という“軍隊モデル”であるとすれば、著者が提示しているのは「シナリオ・観客・感動の深さ」という“演劇モデル”なのだ。
テレビやラジオといったエンタテイメント業界はもちろんのこと、様々な情報を商品として提供するインターネットビジネスでも当然、観客に与える「経験」が重要になってくる。
双方向メディアになればその「経験」の質に大きな差がついてくるだろう。
これまでのように一方通行の送りっぱなしを可としているメディアはあっという間に淘汰されてしまうと思うのだけれど…。
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