「Los Angeles留学日記」

TOP

留学総合掲示板
総合掲示板過去ログ1
10 11 12
13 14 15 16 17 18 19 20
今日はこれが英語で言えなかった1
  掲示板
L.A.いい店やれる店
掲示板
チャット
書籍版のご紹介
イン的エン屋掲示板

筆者Profile  最新版
学校選び編
TOEFL対策編
出願編
合格〜渡米準備編

渡米〜生活準備編1
コミカレESL編1
98年夏休み編1
大学院98年秋1
10 11
98-99年冬休み編1
大学院99年春1
10 11
99年夏休み1  
アメリカ大陸横断ドライブ1 
10
再び99年夏休み編1
語学学校99年秋1 
1999年12月 
2000年1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
中南米縦断バスの旅
2000年9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月
世界一周の旅
2001年9月 10月 11月 12月
2004年〜最新

留学生リンク1  
アメリカ大学リンク
Los Angeles生活便利リンク
スライドショー

CD-ROM付き書籍出版への道1
 
更新履歴1

メール

Civilian casualties update
Amazon.co.jp アソシエイト


1月9日(火)
「慶応大学の村井純教授の授業、面白いな。おまえならとっくに知ってると思うけど」
放送作家の大先輩であるKさんがWIDE University, School of InternetのURLをメールしてきてくれた。

WIDE Universityとはデジタルコミュニケーションを基盤とした高度な教育と研究機会を提供することを目的に開講されているインターネット上の大学。
僕もその存在は知っていたけれど、改めてチェックして内容の充実ぶりにびっくりした。
なにしろ、90分の授業がそのまま動画で見られるのだ。
しかも無料で。
こりゃあいい、とさっそく村井教授の「コミュニケーションネットワーク論 」のビデオを“受講”してみた。

さすが日本のミスター・インターネット。
大学3年、4年生が対象ということでそれほど高度な内容ではないが、日本をインターネットにつないだ当事者ならではのこぼれ話やIT戦略会議の内幕など他では聞けない話がポンポン飛び出してくる。
今のところ履修登録して課題を提出したりする余裕はないけれど、しばらく継続して“受講”しようと思う。

「ボランタリー経済の誕生」(金子郁容・松岡正剛・下河辺淳ほか著/実業之日本社)読了。

かつて日本で大学生だった頃、あれほど“経済”から逃げていたのに、インターネットやそのコミュニティーを勉強すればするほど“経済”が気になってしょうがない。
この本ではインターネットによって生まれた人々の関係性を「結」「講」「座」といった伝統的なコミュニティーと比較しながら「自発的で相互的な経済圏」の可能性を探っている。

インターネットが経済の基本的なところとどう関係してくるのか、正直いって僕にはまだよく分からない。
だが、進んで人の役に立とうとする参加者が各自の情報を持ち寄るコミュニティーがこれまでにない何かを生みだそうとしているという予感はする。

17世紀末、イギリス人は東方から入ってきた珍しいコーヒーを媒介にコーヒーハウスというクラブ=サロン的様式を整えたコミュニティーを誕生させ、そこから株式会社や保険制度、ジャーナリズムの原型が生まれてきたのだという。
はたしてインターネットは21世紀のコーヒーハウスになり得るのか!?
なりそうな気はするし、なって欲しいとも思うのだ。

これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。

Previous  Next