今日のL.A.は一日中雨が降っている。
いよいよ今年も雨期に入ったということだろうか。
授業が延期されて部屋から一歩も出ない僕にとってはあまり関係ないのだけれど(笑)。
「ネットワーク経済の法則」(カール・シャビロ、ハル R. バリアン著/宮本喜一訳/IDGコミュニケーションズ)を読み始める。
1日1冊ペースでガンガン読んでいこうと思ったのに集中力が続かず、まだ半分くらい。
いかんなぁ。
代わりにWIDE University, School of Internetの「コミュニケーションネットワーク論 」の第2回「日本とインターネット」、第3回「インターネット・テクノロジー」を受講。
「インターネットは社会や文化に大きな影響を及ぼしますが、決して技術的な本質を見落としてはいけません。技術的な側面を理解しなければ正しい解は導き出されないでしょう」という村井純教授のコメントが印象に残った。
氏は「みんなプログラマーになれ」と言っているのではもちろんない。
少なくとも新しい技術がどんな背景から何を解決するためにどんな哲学を持って生まれたのかを知っていなければ、その技術を有効に活用できないよ、と言っているのだ。
そういえば、とテレビ業界のことを思い出した。
優秀なディレクターほど技術のことをよく知っていて、カメラマンや照明さん、編集マンに適切な指示をして自分のイメージに合った映像を作っていたよなぁ、と。
残念ながら僕には技術的な才能はなさそうなのだけれど、少なくとも技術者と“通訳”なしで話せるくらいの包括的かつ本質的な理解はしていたいと思うのだった。
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