メインの授業がキャンセルされてしばらく考えていた。
そろそろ日本に帰る時期なのかなぁ、と。
僕の場合、学校の卒業といった節目はないけれど、貯金に余裕があるわけではない。
夏学期までは頑張ろうと思っていたのだが、勉強したいクラスがないんじゃL.A.にいる意味も薄れてくる。
それならこれまでに勉強してきたことを実践に生かす機会を探した方が有意義なんじゃないかと。
今学期の単発クラスを受け終わったらボチボチ帰国の準備を始めようか。
もちろん自分でできる勉強はまだまだ続けたいし、“人生最後の春休み”には残ったお金で旅行もしたい。
それでも、ずっと先だと思っていた「帰国」が急に間近に迫ってきたような気がする。
そんなことを考えながら「ワーキング・ナレッジ?『知』を活かす経営」(トーマス・H. ダベンポート、ローレンス プルサック・著/梅本勝博・訳/生産性出版)読了。
先学期の授業以来少し興味を持ち始めたナレッジ・マネジメントのバイブル的著作らしい。
「データ」「情報」「知識」の違いを明確にした上で、ある組織の中で新しい「知識」を創造し共有することの重要性とその手法を説明している。
基本的にこの組織とは企業体を想定しているのだけれど、同じことはNPOやインターネットの掲示板、メーリングリストにも応用がきくはずだと思った。
そうやって生まれた新しい形のコミュニティーが個人にとってどんな意味を持つのか?
もしかしたら今までとは違うハピネスを生む可能性があるんじゃないか?
その辺をもうちょっと考えてみたいと思った。
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