日本でのアーティスト活動を一時休止してニューヨークに留学しているドリアン助川さんに久しぶりのメールを出した。
何を隠そう、助川さんはかつて仕事でお世話になった大先輩。
僕が下っ端放送作家だった頃、自宅に招いて食事をごちそうしてくれたり、叫ぶ詩人の会結成のきっかけになった番組でもご一緒させてもらったよき兄貴分なのだ。
すると、今朝、本人から電話がかかってきた。
お互いの近況を交換し、僕は3月いっぱいでL.A.を引き払うことを報告した。
「で、東回りに世界一周して日本に帰ろうと思ってるんですよ」
『おお、いいねぇ。半年くらいゆっくり旅したら?』
「先立つものがあれば(笑)。で、まずはニューヨークに寄りたいな、と」
『久しぶりに会えるな。楽しみだよ』
「そのきときにですね、あのぉ、助川さんのところにお邪魔しちゃうなんてことは…」
『なに言ってんだよ。いいに決まってるじゃん』
「あのぉ、たとえば1週間くらい…」
『OK、OK。ゆっくり話そうぜ』
助川さんは相変わらず優しい兄貴分だった。
物価の高いニューヨークで宿代が浮くのは非常に助かる。
それに、観光スポットっぽくないところにも連れて行ってもらえそうだし(笑)。
いやぁ、楽しみだ。
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