「Los Angeles留学日記」

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2月11日(月)
感動したっ!(笑)
「流血の魔術 最強の演技〜すべてのプロレスはショーである」
(ミスター高橋・著/講談社)

新日本プロレスのレフェリーとして数多くの試合を裁いてきた著者がプロレス界最大のタブーを初めて公開した衝撃的な本。
すなわち、プロレスは最初から勝負が決まっているショーなのだという事実が様々な実名、実例とともに明らかにされている。

プロレスの内部においては「どちらが強いのか」などという命題はなかった。プロとして競い合っているのは、昔も今も「どちらが上手いか」ということだ。

もちろん強いレスラーはいる。しかしそれは個人の話であって、プロレスではない。プロレスは“最強”を演出するエンターテインメントなのだから。

格闘技としてのプロレスファンなら信じられない、いや信じたくないに違いない。
なんらかの形でプロレスと関わっているテレビ局は絶対にこの本を紹介できず、黙殺するしかないだろう。

だが、この本は単なる悪趣味な暴露本ではない。

真のプロレスは、新日本プロレスが掲げてきた“キング・オブ・スポーツ”ではなく、“キング・オブ・エンターテインメント”だと、そうなれる可能性を秘めたジャンルなのだと、私は胸を張りたい。

どんなアクション映画でも、役者が本当に相手を殴っているわけではない。ましてや血を流しているわけでもない。しょせんは嘘、すべてつくりものだ。それでもエンターテインメントとして高く評価されるのなら、徹底的に鍛え抜いたレスラーが本当に肉体をぶつけ合えば、もっと大きな感動を与えられる。

つまり、プロレスが「スポーツ」や「格闘技」の看板を下ろして「ショー」を名乗った瞬間からどんな芝居よりリアルなエンタテイメントが始まるのだ、と著者は建設的な提案をしているのだ。

賛成。
もしプロレスがエンタテイメントとして再出発すれば様々な「演出」、「ドラマ」によって再びテレビのゴールデンタイムに返り咲くことだって可能だと思う。
多チャンネルやブロードバンドを強力に普及させるキラーコンテンツにだってなるだろう。
著者が先駆的な例として挙げるアメリカのプロレス団体WWFの試合を僕もケーブルテレビで見たことがあるが、ハチャメチャにショーアップされていて、かなり楽しかったのを覚えている。

インターネットの時代。
テレビがどんなに黙殺してもプロレス界のパンドラの箱は開けられてしまった。
プロレス団体はファンに見捨てられる前に決断するより他に手がないんじゃないかなぁ。

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