日本全国のストリートアーティストを紹介する「The Street Fighters」(テレビ朝日系)が少しずつ盛り上がってきた。
ド深夜の放送ということで視聴率的にハデな数字が出るわけではないけれど、鉱脈を探り当てたという手応えがある。
全国から集められた取材VTRの中には音楽業界のプロが見ても太鼓判を押す才能の持ち主が何組も含まれており、ごく近い将来、ここからメジャーの舞台に巣立っていくアーティストがいることは間違いない。
そうなることが番組のパワーになり、好循環が起こるはずだ。
番組ウェブサイトに寄せられる視聴者からの情報書き込みも日を追うごとに増えており、それを追跡取材するインターネット特集の放送も決定。
こうやって番組とインターネットの連動も一歩一歩充実させていきたい。
ラジオ業界では今週が聴取率調査週間だ。
「Jam the World」(J-wave)では日替わりで若手政治家が生出演する特別企画。
僕の担当する金曜日はちょうどXboxの発売日ということで、ゲーム業界に詳しいジャーナリストの橘寛基さんに電話インタビューすることに。
マイクロソフトの戦略やゲーム機の持つ可能性について話を聞く。
「TOKYO CONCIERGE」(Jwave)のゲストはdigi+KISHINこと篠山紀信さん。
「どうやって大物女優を脱がせるんですか?」なんていう下衆な質問にも明るく答えてくれる豪快な人だった。
インターネットを使った新しい写真表現にも果敢にチャレンジし、その可能性を力説する姿が印象的だった。
「東電OL殺人事件」「東電OL症候群」(佐野眞一・著/新潮社)読了。
ニュース番組はもちろん、ワイドショーでもおおいに話題になった事件を執念ともいえる情熱で取材したノンフィクション2冊。
著者のセンチメンタルな思い入れの部分はややしらけたものの、全体的に興味深く読んだ。
特に、冤罪を生みだしかねない検察のメンツにこだわる姿勢を糾弾する部分には素直に共感できる。
著者によれば読者カードの反応は圧倒的に女性からのものが多かったという。
きっと昼はエリートOL、夜は売春婦という被害者の生き様は男には分からない現代社会のなにかを含んでいるのだろう。
それをすごく知りたいような気もするが、知りたくないような気もする。
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