BOX東中野で森達也監督「A2」を見る。
オウム真理教(現アレフ)の荒木浩広報部長を中心に教団の内部に密着したドキュメンタリー映画「A」の続編。
出家信者と反対派住民が交流していくうちにすっかり仲良くなってしまう様子など、今回もマスメディアで報道されないところが濃密に描かれていて面白かった。
なんで、こういう映画がビデオ化されないんだろ?
かつて一緒の番組でお世話になったラジオディレクター末延仁人さんが演出する舞台「声 vol.1」を観劇。
放送作家の後輩で、現在一時帰国中の留学生Hくんと会う。
仕事仲間が次々と新しいことにチャレンジしている姿を見ると、僕も負けてられないなと思う。
そんな僕の新しいチャレンジといえばepの蓄積型双方向コンテンツ。
現在、翻訳家として活動しているLisaさんに手伝ってもらって英会話番組のシナリオを作り上げ、とりあえず正式にゴーサインが出た。
動画とテキストを組み合わせた双方向番組は僕自身も初体験なので、どんな感じに仕上がるか楽しみだ。
「ブロードバンド戦略勝敗の分かれ目?情報通信社会主義の崩壊」(池田信夫・著/日本経済新聞社)読了。
いわゆるマルチメディア・ブロードバンドを解説した本は山ほどあるけれど、僕には今ひとつ食い足りない感じ。
そんな中でこの本は秀逸だった。
今起こっているのは、電話会社や放送局がインフラから情報まで独占して「配給」する社会主義からユーザーを中心とする市場経済への移行であり、移行期にはさまざまな混乱がともなうが、もとの社会主義に戻ることはありえない。
地上波でこのあたりのことを正確に認識している人ってどれくらいいるんだろう?
既得権益にしがみついてるだけじゃヤバイと思うんだけどな。
中目黒の駅前で突然「鈴木さんですよね? 日記読んでますよ」と声をかけられてびっくりした。
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