ドコモの新しい携帯電話SO505iを発売日にGets!
僕にとっては初めてのカメラ付きケータイで、ちょっとうれしい(笑)。
ジーンズのポケットに入れるには分厚すぎるのが難点だが、折りたたみ式ではなく180度クルリと回るのが目新しくていい感じ。
さっそく首から下げるストラップを購入したのだった。
オハナカンパニーで開かれたドリアン助川こと助川哲也さんの新著出版前祝いの宴に顔を出す。
助川さんとゆっくり話すのは世界一周のときにニューヨークでお世話になって以来のこと。
「鈴木クンが火災報知器を鳴らした事件はオレのニューヨーク滞在中の印象に残る事件10本の指に入るぞ!」
そんな思い出話を肴に深夜まで語り合ったのだった。
「帝都東京・隠された地下網の秘密」(秋庭 俊・著/洋泉社)読了。
著者は元テレビ局の報道記者。
「地下鉄国会議事堂前駅の一部は核シェルターになっていて、緊急時には国会議員が非難できるようになっている」なんていうウワサを耳にすることがあるが、著者は膨大な資料によって、「東京の地下には戦前に陸軍が作った知られざる地下網が張り巡らされていて、地下鉄のルートや駅作りもそれに影響を受けている」という結論にたどりつく。
「2つの地図に描かれている地下鉄のルートが100メートルもズレているのはなぜか?」
「首都高三宅坂インターが不自然な車線で構成されているのはなぜか?」
「新しく作られた溜池山王駅の設計が古い図面と一致しているのはなぜか?」
興味深い疑問を追いかけていくプロセスは下手なミステリーより面白い。
が、しかし!
いかんせん、文章が不親切で分かりにくく、論理も破綻していて突っ込み不足。
「国民に伏せてきたのは政府の陰謀だ!」的なタッチもトンデモ本のようでいただけない。
部分的にはかなり説得力のある資料もあるので、非常に残念だ。
誰か、このテーマをもっとていねいに追いかけてくれないだろうか?
うまくやれば大宅壮一賞だって狙えると思うのだけれど。
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