久しぶりにのんびりとマイペースの日々を過ごしている。
仕事らしい仕事といえば「TOKYO CONCIERGE」(J-wave)の会議だけ。
それから、「The Street Fighters」(テレビ朝日)のナレーターでお世話になったJアントニオさんから依頼された補作詞。
Jさんの実父である、あのアントニオ古賀さんの往年の名曲を今風にリメイクして歌おうというプロジェクトなのだ。
今のところ特にレコード会社が決まっているわけではないので、僕もノリノリで楽しく書かせてもらった。
何を隠そう、こう見えても、過去に1曲だけ作品が世に出ているJASRAC会員なのだ(笑)。
とりあえず、Jさんには喜んでもらえたようで、一安心。
会費だけ払ってとんとごぶさたになっていたスポーツクラブで泳いだり、たまっている本を読んだり。
で、「一人でもできる映画の撮り方」(西村雄一郎・著/洋泉社)読了。
10年以上テレビの仕事をしていても、ときどきディレクターと映像のことで意見がすれ違うことがある。
それは僕が映像の「文法」を理解していないから。
「パン」や「ズーム」といった撮影のテクニックから「オーバーラップ」「ワイプ」といった編集の技術、さらには音楽や照明の使い方まで、映像を作るための基本的な「文法」が網羅されているこの本で勉強しようというわけだ。
番組の編集スタジオでこの本を開いていたら、「僕もその本読みましたよ」というディレクターが数名。
総じて評判もよい。
まさかこれからディレクターに転身する予定はないけれど、チームを組むディレクターと共通の「言語」は持っていたい。
そんな僕の目的は十分はたしてくれる良書だと思う。
さらに「ブランド力」(山田 敦郎, グラムコ・ブランドマーク研究班・著/中央公論新社)も読了。
「ルイ・ヴィトン」や「エルメス」にはとんと縁がない僕だけれど、「リーバイス」や「SONY」といった「ブランド」にはけっこうやられてしまっている自分がいる(笑)。
はたして「ブランド」とは何なのか?
さらには、自分がこれから携わるであろう企画や番組を「ブランド」にできたらいいなぁ、などという野望(?)を胸に読み始めた本。
著者は「ロールス・ロイス」から「スターバックス」「浜崎あゆみ」まで30以上の「ブランド」を担当者に取材して解説している。
それぞれの「ブランド」がいかにして生まれ、何を意識しているのか、インタビューを元にした読み物としてはそれなりに楽しいけれど、それらは「どうすればブランドを創り出せるのか」という僕の関心に応えてくれるものではなかった。
なんとなく取材対象である「ブランド」を無批判にヨイショしている感じがするのも物足りない。
ま、簡単に「ブランド」を作れる方程式なんてないということなんだろう(笑)。
せっかく時間もあることだし、どこか旅にでも行きたいなぁと、ふと思いついたのが「北朝鮮」。
簡単に行ける国ではないし、行けたとしてもどうせ表面しか見せてもらえないだろうことくらいは知っているけれど、数年後には体制が変わっている可能性もあると思うと、興味がわく。
ネットで調べてみると、意外にも日本からツアーが出ていることが判明。
しかし、ビザの関係で出発の1ヶ月前に申し込まなければならないらしい。
いくらヒマだとはいえ、さすがに1ヶ月先の予定を確定するのは難しいよなぁ…。
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