「Los Angeles留学日記」

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11月16日(日)
シネマスクランブルのプレゼンはとりあえず無事終了。
「なによりも直接ビジネスに結びつく企画を優先して欲しい」という厳しいリクエストはあったものの、そこまではっきりしてもらえたほうがこちらとしてもやりやすい。
頑張っていきましょ。

「ネットは新聞を殺すのか−変貌するマスメディア」(国際社会経済研究所、青木 目照、湯川 鶴章・編/NTT出版)読了。

日本でも最近盛り上がり始めてきた「ブログ」や、「2ちゃんねる」のような個人による情報発信が「草の根ジャーナリズム」として確立すると既存のメディアにどんな影響を及ぼすのかという問題意識を様々な角度から検証した本。
「2ちゃんねるがジャーナリズムだなんて」といぶかしむ人も多いかもしれないが、最近ではスレッドがある程度盛り上がると「まとめページ」や「テンプレート」ができたりして、マスメディアにおける編集機能が自然発生していると言えなくもない。
マスメディアがスポンサーに気兼ねして商品のネガティブな面に触れられないことがあるのに対し、ネットではそんなタブーは少ない。
僕も大きな買い物をする前には2ちゃんねるで他のユーザーのホンネ評価をチェックする習慣がつきつつある。

本書でも既存のメディア(特に新聞)が現在のままで生き残る可能性には疑問を投げかけている。
もちろん、調査報道やニュースの価値判断などプロのジャーナリズムでなければ難しい仕事もある。
だが、そのプロの仕事をするのでさえ既存の報道機関である保証はないと本書は手厳しい。
既存メディアの人々がインターネットの潜在能力を軽視し、今のまま同じことを続けていけば逃げ切れると思っているのは間違いだという指摘には僕も大いに共感する。
そこに風穴を空けるべく、心ある人たちとゲリラでも小さな事からでも仕掛けていきたいと思う。

「大崩壊の時代(上)」「大崩壊の時代(下)」(フランシス・フクヤマ・著/鈴木 主税・訳/早川書房)読了。

工業化社会から情報化社会への変化とは何がどう変わっているのか?
その変化に伴って犯罪が増え、出生率は下がり、離婚率は上がるなど「社会秩序の大崩壊」が起きていると著者は言う。
様々なデータを使って論じられる分析はいちいち説得力があるのだけれど、個人的には「それで?」と感じてしまった。
どこかで「もっと壊れなきゃ立て直せないんじゃないの?」と感じてるのかなぁ。
いい本だとは思うんだけど。

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